メタボな長ネギ(松本一本ねぎ)を収穫しています。
写真↑は先週末に引っこ抜いたもの、隣りの白菜と比べると、そのデカさがよく分かります。もちろん、これは本来の長ネギの姿ではなく、我が菜園でたまたまやってみている、16ヶ月栽培の結果です。
長野県の伝統野菜、松本一本ねぎは春先に播種して育てた苗を夏前に斜めに植え替えます。そうして太りながら立ち上がった長ネギを冬に掘り出して出荷。そのため、茎がやや曲がっているのが特徴です。
しかし、できるだけ無農薬の我が菜園では、夏前の植え替えがハードルが高く(軟腐病多発!)て、何度かトライしましたが、それは諦めました。
それで、種袋を見たら、裏作(秋に種まき?)ができると分かり、以来、我が菜園では松本一本ねぎは玉ねぎといっしょに9月に種まきして、苗を作り、11月に畑に定植してきました。
↑松本一本葱、種まき、昨年9/3
↑同、セル苗、昨年11/13
↑定植、昨年11/13
春になり、無事に冬越しした長ネギたちを引っこ抜いて、今度は一本ずつ、深植えで植え替えました。春先なら軟腐病も出にくいみたいで、無農薬でもなんとか植え替えできてます。
↑植え替え、4/12
その後は、ウネをあぜ波で囲い、成長点が上がるのに合わせて、もみ殻を投入、
↑あぜ波で囲う、6/1
白い茎が長くなるように、せっせともみ殻を継ぎ足してきました。
そして、
↑収穫開始、9/1
夏の終わりから収穫を始めました。その頃は、写真↑のように、ふつうにスラっとした長ネギでした。軟白部分の長さも40cmくらい、家庭菜園ならまずまずかな。
その後、少しずつ収穫を続けて、、、
↑長ネギ畑、12/7
それでも自家消費オンリーなので、初冬でも畑にまだ残りが半分くらいあります。そして、長ネギとはいえ、秋から冬にかけて、それなりに太りました。
↑長ネギ、12/19
引っこ抜いたら、写真↑の感じ、軟白部の長さは40cmありますが、茎が太いのでまるで出来損ないみたい、、、しかし、16ヶ月ネギは固くもなく、鍋に入れるとトロトロと甘い長ネギに変身してくれるのです。
↑メタボな長ネギ
そんなわけで、我が菜園のメタボな長ネギ、もうしばらくは楽しめそうです。









