ゴリラはペニスの中に骨があるらしいが
人間にはない
進化の過程で骨を失ったと思われる

よりフレキシブルな構造を求めたからだと思うけど

 
今、明日の組織学の小テストに向けて
男性の尿道構造を確認中
 
ペニスの中の海綿体って
2種類3ヶ所もあるって、みんな知ってた??
尿道周囲と   corpus spongiosum
ペニス本体に2つ  corpus cavernosum 
わたし、知らなかった!
その間は白膜tunica albugineaっていう結合組織の繊維で区切られてる
(写真 Histology Guide から)
 

海綿体にはご存知の通り
写真にあるみたいにボコボコ穴があいてて
血管が通っています
その血管 は螺旋状になってます
helicine arteries
これはみんな知ってるか...
螺旋なのは、伸び縮みしても平気なようにだね


今日、人間のペニスにはさらに特殊な
仕組みが働いているらしいことを
知りました

ペニスの繊維は縦層と横層が重なってできていて、
それがペニスが簡単に折れない理由。
これが
縦横じゃなく、斜めの繊維の重なりだと
伸長はするけど折れ曲りやすい。
でも、垂直、水平方向だと内側から押してくる水圧に対して
最も合理的な抵抗を示すことができるので
柔らかい組織でも
硬い骨格のような役割を果たすことができるらしい
だから勃起したとき曲がらず立っていられる
この構造を採用したら
立たせる骨が要らなくなったという訳なのだ
 
斜めの繊維とどう違うかは
オリジナル記事が分かりやすいにで
そちらを参考にしていただきたい。

TED なぜペニスは硬くなる? 
女性解剖学者が勃起のメカニズムをやさしく解説
オリジナルの記事

膀胱の筋肉が水平と垂直の縦横層になっているのもペニスと同じ理由なのか?
あと、斜めの場合は
内腹斜筋と外腹斜筋の重なりが伸縮自在の具体例になるのかな?
教授に質問してみようかな。