クラウディオ・アバド・シンフォニー・エディションの中に、ブルックナーの交響曲第1番ハ短調をルツェルンで収録した最新録音が含まれていました。

クラウディオ・アバドは、長年レパートリに独自のこだわりを見せてきました。
ブルックナーの交響曲では、録音したのが第1番・第4番・第5番・第7番・第9番です。
有名な第8番は全く録音がありませんが、初期の第1番はなんと3回も録音しています。
1969年11月、12月 ウィーン(リンツ稿)
1996年1月 ウィーン(1866年リンツ稿ノーヴァク版)
2012年8月 ルツェルン(1890/91稿,ウィーン稿/ブロシェ校訂版)
シンフォニー・エディションには、主に1996年頃の4,5,7,9番が収録されていますが、第1番だけ2012年のルツェルン音楽祭の最新ライヴ録音が収録されました。
なお、ルツェルン音楽祭ライヴでは、今までに第5番と第7番が映像ソフトでリリースされています。
さて、この第1番のスコアは大きく分けてリンツ稿とウィーン稿があります。
これまでの2回の録音ではリンツ稿を主に使用していましたが、今回はウィーン稿/ブロシェ校訂版による演奏です。アバドは他の交響曲では主にノヴァーク版を採用していましたので、第1番でもやっと合わせたのでしょうか。第1番は校訂をノヴァークではなくブロシェが担当したので、正確には「ウィーン稿/ブロシェ校訂版」と呼ぶべきでしょうが、一般には「ウィーン稿」と呼ばれています。
演奏も、スーパーオーケストラを存分に生かし切って、活き活きとした息吹あふれる演奏を繰り広げています。過去のリンツ稿の演奏では、時には「初期の作品」という意識過剰とも思えるストイックな表現も垣間見られましたが、今回はよりスケールの大きい表現を実現しています。
ルツェルンでも、取り上げるブルックナーは1, 4, 5, 7, 9番と変わりませんが、最新のアバドが円熟においてなお前進し続ける素晴らしさを感じることができます。
個人的には、ぜひ第8番を(マーラーも残った8番を)演奏してほしいと思います。

クラウディオ・アバドは、長年レパートリに独自のこだわりを見せてきました。
ブルックナーの交響曲では、録音したのが第1番・第4番・第5番・第7番・第9番です。
有名な第8番は全く録音がありませんが、初期の第1番はなんと3回も録音しています。
1969年11月、12月 ウィーン(リンツ稿)
1996年1月 ウィーン(1866年リンツ稿ノーヴァク版)
2012年8月 ルツェルン(1890/91稿,ウィーン稿/ブロシェ校訂版)
シンフォニー・エディションには、主に1996年頃の4,5,7,9番が収録されていますが、第1番だけ2012年のルツェルン音楽祭の最新ライヴ録音が収録されました。
なお、ルツェルン音楽祭ライヴでは、今までに第5番と第7番が映像ソフトでリリースされています。
さて、この第1番のスコアは大きく分けてリンツ稿とウィーン稿があります。
これまでの2回の録音ではリンツ稿を主に使用していましたが、今回はウィーン稿/ブロシェ校訂版による演奏です。アバドは他の交響曲では主にノヴァーク版を採用していましたので、第1番でもやっと合わせたのでしょうか。第1番は校訂をノヴァークではなくブロシェが担当したので、正確には「ウィーン稿/ブロシェ校訂版」と呼ぶべきでしょうが、一般には「ウィーン稿」と呼ばれています。
演奏も、スーパーオーケストラを存分に生かし切って、活き活きとした息吹あふれる演奏を繰り広げています。過去のリンツ稿の演奏では、時には「初期の作品」という意識過剰とも思えるストイックな表現も垣間見られましたが、今回はよりスケールの大きい表現を実現しています。
ルツェルンでも、取り上げるブルックナーは1, 4, 5, 7, 9番と変わりませんが、最新のアバドが円熟においてなお前進し続ける素晴らしさを感じることができます。
個人的には、ぜひ第8番を(マーラーも残った8番を)演奏してほしいと思います。