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柳本(天理市)の街中に沢山残っていた懐かしいオレンジ色の円盤型(UFO型)の街路灯。
昭和レトロな雰囲気を醸し出し、とくに夕暮れ時や夜に歩く上街道は楽しかった。(上の写真はJR柳本駅の西側の通り)
ところが先日、上街道沿いの街路灯が無くなっていることに気付き、今回街中をくまなく調べてみたところ柳本のすべての円盤型街路灯が撤去されていることがわかった。
同じ場所だが街路灯が無くなっている(JR柳本駅西)。
昔はどこの町の商店街にもあった円盤型の街路灯(円盤型以外にも数種類あった)。しかし郊外の大型店舗の進出などで近隣の商店街は衰退の一途をたどり、役目を終えた華やかな街路灯は老朽化による落下の危険性にさらされたり、またLEDに比べて消費電力の多さやメンテナンスが大変なこともあってか全国的に撤去(や置き換え)が進んでいるようだ。わずかに残された街路灯がかつての活気ある商店街の名残りをとどめるのみとなった。
そんな中でも、柳本では上街道や駅前通りを中心に2020年の始め頃にはまだ50数基が残っていた(下図参照)。しかし、それらも2020年中にほぼすべてが撤去された模様。
以前調べた柳本の円盤型街路灯の設置位置。2018年以前に撤去されたものも数基含んでいる。
柳本だけではなく、今でもよく覚えている田原本や郡山の街路灯も随分前に新しいものに変わってしまった。小泉には古いものが2基だけ(?)残っていたような。箸尾も撤去が進んでいたようだがもう全部無くなったかもしれない。菖蒲池の丸型のものはたぶん全滅。下市には沢山あったけどまだ残っているかな? 五條はどうだろう? 昔は三輪や初瀬にもあったのだろう。 八木にもあった記憶が。。
箸尾、菖蒲池、西大寺、高田、王寺、当麻寺、生駒、田原本、郡山などは全滅したように思われる。少数でも残存している可能性があるのは、下市、五條、小泉、古市場、桜井、榛原、かな。あとはどこに残っているのだろう。ちゃんと写真に撮っておけばよかった。。
以下は、以前にたまたま撮っていた県内各地のレトロ街路灯。(の残党と残骸)
生駒の聖天さんの参道の脇道には撤去されたものが転がっていた。
小泉に残る円盤型街路灯の名残り。カバーが破壊され原型を留めていない。街路灯の柱には 「小泉商友会 / 街路灯の賛光電器 群馬・高崎」 と書かれたプレート。SVで見るとすぐ近くに完全体の円盤型街路灯が1つだけ残っているようだ。
下市町下市(今在家)の旅館 「なか家」 横に残る街路灯。
御所のアーケードに残る円盤型街路灯。
風前の灯火、3基のみ残る桜井のレトロ街路灯。
橙色、紫、ピンクの3基が残る。
円盤型街路灯が残っていた頃の夜の柳本。(上街道)
田原本の郊外に1基だけ保存されていた円盤型街路灯。倉庫の外灯として使われている。おそらく田原本の商店街にあったやつの唯一の生き残り。田原本は昭和50年に昭和30年代からの古いものをこのタイプに置き換えたようだ。柳本や下市のものと同型。☆New☆
以上、大好きな昭和30年代頃の物件でした。
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(記事編集)
<2022/2/4 御所の円盤型街路灯写真を追加>
<2022/5/11 桜井の街路灯写真を追加>
<2023/10/19 田原本(元柳本?)の街路灯写真を追加>