奈良市中町の砂茶屋の道標は以前から折れた上半分が傍に転がっています。

この道標はよく動きます。

ここは昔の暗越街道の重要な交差点でもあることから、この道標は多くの人に関心を持たれているようで訪れるたびに上部が移動しています。昨日も訪れましたが、ちゃんと移動していました。

どれぐらい動いているのか、2012年頃からの移動の様子を図にしてみました。人気者がゆえ、コロコロ転がされて確認されているようです。

この道標はかなり昔から折れた状態のようで、断面には修復痕も見られますが、そもそも根元部分が傾いているので単純にくっつけたぐらいじゃ自重や少しの衝撃ですぐに倒れてしまうのでしょう。


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