山道に道標が転がっていた。 



[正面(北面)]_左、かさ、は(者)せ 



[左面]_文字なし 



[右面]_文字なし 















この場所は四つ辻のようになっている。右は上仁興集落へ下る道だろう。 









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笠と初瀬を案内する。この場所は苣原から笠(千森)へ通じる尾根上の旧道の分岐になる。折れて倒れているのか、背面は埋まっており内容は未確認。

左(南西方向)に下る道は上仁興集落へ通じているのだろう。ここから北方向へ尾根を下って行くと苣原町公民館前の辻の辺りに出る。現在、苣原町公民館向かいにはこの道標とほぼ同じ内容の「右 かさ はせ 左 をぶ いせ 道」と刻まれた道標がある。

この尾根道を以前、笠(千森)から苣原まで通して歩いてみたが、落枝や倒木が多く一部通行困難な箇所があった。尾根道は歴史の古いものが多く、この道も古くから多くの旅人に利用されてきたのだろう。

取材当日の詳しい道筋などは私のYAMAPのレポを。「大和青垣 等高線の旅(其の壱)


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・各面の内容 

[正面(北面)]_左、かさ、は(者)せ 
[右面]_文字なし 
[左面]_文字なし 
[裏面]_未確認 



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<2023/9/14 「南面」を「北面」に訂正> 
<2023/9/18 補筆>