白山神社の参道入口付近に立つ松尾寺を案内する道標です。
正面(西面)には「右 松尾道 大…」と刻まれています。最下部右の「大」の下はおそらく「大坂取次、山田屋栄助、伊勢屋栄助、武田源七」と刻まれていると思われます。
南面には文字はありません。
北面にも文字はないようです。
東面(裏側)にも文字はありません。
駒形の頭頂部。
西側から。左の坂道を登ると重要文化財の藤田家住宅があります。道標は吉新へ下る右の細道を案内しているようです。
北東方向から。このすぐ先の右手に白山神社の鳥居があります。
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白山神社の参道入口付近に立つ松尾寺を案内する道標です。
この道は大阪から十三峠を越えて、西庄、明心(明神)、平等寺(または三里)、白石畑を抜けて松尾寺へ通じていた古くからの参詣道(松尾道)と思われ、ここから谷に沿って吉新へ下っていたと思われます。
下部は埋没しており、「右 松尾道」の右下に「大」のような文字が見えていますが、おそらく「大坂取次 山田屋栄助 伊勢屋栄助 武田源七」と刻まれていると思われます。同施主による松尾寺を案内する道標が、十三峠、竜田大橋西詰、法隆寺境内2基(四脚門前・東大門前)などにも立てられています。
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・各面の内容
[西面]＿右、松尾道、大…(※)
(※おそらく…大坂取次、山田屋栄助、伊勢屋栄助、武田源七)
[南面]＿文字なし
[北面]＿文字なし
[東面]＿文字なし
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<2022/5/12 補筆>