通りがかりにふと気になって立ち止まり、一枚いただきました。

28度を超える暑さの中で思いっきり外に向かって咲いていたオレンジ色。

 

 

熱中する対象かチームのような集団なのか、自分にとって一番気になる存在との交流を望んでいるよ、というのがオレンジ色です。

赤色に黄色が入っている色ですが、その分量によって赤寄りのオレンジだったり黄色寄りのオレンジ色だったりします。赤が強いほど狭い範囲に集中する思いが強くなり、近寄りたい対象は一人、個人になりやすいでしょう。黄色の配合が多くなるほどより外向きの広い範囲への欲求になります。スポーツや同好会的な集まりのイメージカラーになったりユニフォームの色になったりしやすいでしょう。

 

とある日、出会ったYさんは、40代です。今現在も実のお母さんを許せずにいる状態の方です。ご本人にも恨んでいるという自覚もありませんでした。ただただ、この社会の中で出会う人に片っ端から、自分の面倒をとことん見させようとして相手を困らせていくという特徴が出ていて、ご本人も生きにくさを感じていらっしゃいます。

どうしても誰か目の前に現れるその時のその人に全部を差し出せと求めてしまうという症状があって、結果的に与えてくれないという現実に不快感、失望、落胆、そして怒り、さらにまた目の前に現れる人に即座に期待しては破れるという、そんな連続の日々を生きてこられたようです。

例えば、人の後を付いて歩くようなところがある割には、近付いたその人を馬鹿にしたり、さらに気心が知れてより近寄くなると今度はその人に対してまるで真逆の横暴さも発揮してしまいます。

そのようなことにも答えはあります。原因もあります。そんなつもりなど無いと言い張って、あるいはそんな自分なんですがどうしたらいいのかわからないんですと言いながら、どうにかして今のまま欲しがり続けている自分をやり通すというのではなく、必要なのはこれは事実であるという自覚です。

 

まず、立ち止まりましょう。見て見ぬふりをし続けるのではなく、いつか何とかなるかもしれないとうやむやにして逃亡するのではなく、自分を見つめていく練習をし始めましょう。

気になった時がチャンスです。

自分で自分のことを小さく実践しましょう。一日の計画を立てて実行しましょう。気分だけで生活し続けることを変えていくことからが必要です。

 

セラピーとして、例えば画用紙一面をオレンジ色で塗りたくってみるのもありです。もちろんその日現場において違う色を塗りたくなったならそれを採用してください。この場合には専門家の方に助けてもらって挑戦することをおすすめします。

 

時々は見上げて、大きな空の青を視界に入れて深呼吸しましょう。べったりと張り付くような依存性の強い状態を緩和してくれるでしょう。青色を持ち物や服などに取り入れてみましょう。

 

本当に必要だと思った時には、様々な専門家の力を借りることも可能です。その一つとしては、例えば初級の占星術の学びが役に立つと思います。自分のことを客観的に見るという立ち位置や姿勢の練習になるでしょう。本来の占星術は、本性の自分自身と出会っていくためのものであって、まったく当て物ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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