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演劇・映画鑑賞日記

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いやはやはや。
凄いものを見せてもらいました。

中谷美紀さん 独り芝居の趣き。
その言の葉の美しさは、原作に寄って立つものと思い
ますが、繰り出す文字数の圧倒的なボリュームたるや!

実は開演に大きく遅れてしまったもので、ストーリーを
追うという部分では乗り切れなかったのが正直なところ
ですが、席に着いてものの10秒で、語りまくる様子には
驚愕!
終始 緊迫した雰囲気の会場に、座ったはいいが身じろ
ぎもできず。

中谷さんは余り大きく動くことはないものの、舞台上で
衣装チェンジしたり、エロティックとは違う艶めかしさも
あり、ともかく目が離せなくなること請け合いです。

三人の女性への切り替えや、澱みなき言葉の奔流は、
確かなテクニックと演技力による 静かなダイナミズムの
体現でありました。

更には舞台装置が、さりげなくして 『おぉっ!!』 とビッ
クリな代物ですから!


それにしても中谷さん、これが初舞台とのことですが・・・

凛として かつ妖艶で、時に恍惚としながら、しかして鬼気
迫る様には、そのようなハンデは微塵も感じさせず。

普段 目の当たりにする舞台作品に出演されている女優
さん達を思い浮かべた時、失礼を承知で申せば、このよ
うな芝居を正面からぶつかって演じる人が、なかなか思
い浮かびません。

ちなみに皆さんお金を取って舞台に立っているので、ど
のようなフィールド、キャリアであっても、同列に論じて構
わないはずと思っているのです。
まぁ、小劇場では若い役者さんが多いのですが。


・・・話が逸れてしまいましたね。

さて、ここで一つ訂正です。
冒頭で中谷さんの独り芝居と書きましたが、共演者がお
ります。

その人は、観る者の想像力を補完し、時に言葉にしない
言葉を、叫びを伝えてくれるかのようでした(台詞は発さ
ないのです)。

やっぱり 今回の演出効果は全てが揃ってのものですね。


あと、席が後ろめの方は、ぜひオペラグラスの類を持参
されるがよろしいかと。
照明が抑え気味なのでちょっと見え難いかもしれないの
と、ぜひ中谷さんの表情も追ってみてほしいから。

でも実際 自分がそうだったのですが、鞄から単眼鏡を
取り出すことができませんでした。

ガサガサできなかったから~ 。゚(T^T)゚。