■映画■ ぼくのエリ 〜200歳の少女〜 | ●あっきぃ●のブログ

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演劇・映画鑑賞日記

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僕は好きです、この映画。
よかった(≡^∇^≡)

けれど 貴方はそうじゃないと思う。
一般ウケはしなさそうな気がする。


冬のスウェーデンはストックホルム郊外を舞台とした、ヴァンパイアもの。
けれど おどろおどろしいとか、センセーショナルな描写のホラーではなく、そして トワイライトみたいな甘美な恋愛ものとも違う(あれはあれで、骨太なところあるけど)。

幻想的でとても繊細。
『12歳』 の少年・少女(?)の友情?信頼?恋の物語の要素もあります。
その二人のアップのシーンが多いのですが、それがまた美しい。
そして演技もいい!

実は小説を先に読んでいて、すごく気に入っていました。
それだけに映画はどんな仕上がりかなと心配でしたが、かなり原作に忠実な描き方でした。

原作にあるようなちょっとエロティックな香りとか、いくつか省かれている描写はあるけれど(全部 入るわきゃないんだから)、その雰囲気はしっかり踏襲されていた。
少なくとも自分のイメージにはとても近かったと思ってます。

只 物語の主要なエピソード/流れはしっかりフォローしているのだけれど、逆に説明不足になってしまっている部分があって、原作を知らない観客からすると、登場人物の行動原理に不可解な部分があるはず。

そういう意味では原作を知っていた方が楽しめる、珍しいタイプの映画かもしれません(特に 自分なんかは、事前情報なしに観たいので)。
でもそれでは完成度が低いということになるのかもしれないなあ。

今秋? ハリウッドでリメイクとか書いてあったみたいですが、さて どうなるやら。
あの叙情的な雰囲気が出るか、どうしても心配になっちゃうんだけど。

あ、云い忘れましたが、本作でもやっぱり ちょっとグロい描写はありますよ。



それにしても俄然スウェーデンに興味が!
今週会ったドイツの会社の工場がスウェーデンにあるとのこと。
ウチのロシア工場向けに取り引きすることになりそうなので、こりゃ 『見に行ってきます!!』
って主張しちゃおうかな。



さて、以下はオマケ。
原作読んだときの感想です(抜粋)。
元々mixiで書いたけど、なんだか恥ずかしかったからかな、非公開にしてあるんですけどね。

ちなみに この時はわかってなかったんですが、邦題は 『MORSE(モールス)』 ですが、英題では
『Let the Right One In (正しき者を入れたもう)』 ということで、これは原題に忠実だそうです。

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2010年 1月 21日

偶然観たスウェーデン映画の『ミレニアム』も記憶に新しいところですが(勿論 自分的に)、昨日 読み終わった小説が、これまた偶然 スウェーデンの作家のものでした。

MORSE(モールス)』という上下巻で、ヴァンパイアものです。
只 ヴァンパイアものといっても、荒唐無稽なアクションとかではありません。

冬のスウェーデンのどこか寂しい風景を舞台に、いじめられっこの12歳の少年と、その隣りにやってきた 美しい少女の姿をしたヴァンパイアの、静かで叙情的な交流。

凄惨な殺戮シーンもありますが、享楽的な殺人者としてのヴァンパイアを描くのでなく、とても哀しく、そして やはり とても恐ろしい物語。

邦題の『モールス』は『モールス信号』のことで、二人がアパートの壁を叩いて会話するのを指しています。
悪くはないけれど、これも原題は違うんじゃないかな。

そして この小説を原作とした映画もあるみたいです。
ハリウッドでもリメイクされるらしいけれど、あまり 派手なエンタテインメントには振ってほしくない。


本作、自分はラストがすごく気に入りました。
現実的ではないのだけれど、そしてやっぱり破滅に向かうのかもしれないけれど、
それでも 『これから』 を、感じさせます。

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小説の感想はここまで。
下は映画のチラシ。
こっちの方が、冒頭のホームページやポスターよりも映画のイメージに合ってるかも。

そして 教室がオシャレなんですが。
舞台は1982年ってことだけど、スウェーデンって昔からこうなの?

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パンフレットも購入しました。
自分にとって、気に入ったかどうかのバロメーター。

だけどペラペラで700円は、チトお高いと思いますけどね (^_^;)