どんな人生の荒波にもまれようが、お前がいれば大丈夫。
~離婚後に愛犬が与えてくれた新しい地平線~
ブラジル人アーティスト、Rafael Mantesso(ラファエル・マンテッソ)は、31歳の誕生日前日、妻と離婚した。
妻が全ての家具を持っていったので、家はすっからかん。
残されたのは真っ白な壁面がむき出しの家と愛犬のブルテリア、ジミー・チューだけ。
離婚協議中の苦しい日々、マンテッソをずっと支えてくれたのはジミーだった。
だからこそジミーはマッテオが預かると決めた。辛い離婚から唯一救いを与えてくれる存在だ。
「彼はベストパートナーで最高の相棒だよ」とマンテッソ。
そしてマンテッソとジミーの新しい生活が始まった。
マンテッソは空っぽの部屋でジミーを撮影し始めた。
「ある日遊んでいるとき、ジミーから僕へとあふれ出る友情と愛情を残しておきたくて、それで写真を撮ったんだ」。
そして、マンテッソはジミーと一緒に彼のクリエイティビティを表現できることに気づいた。
「自分がクリエイションに夢中なとき、ジミーはいつも側にいるんだ。白い壁をバックに彼が遊んでいるところを撮ったら面白いかもと思ったんだ」
という。
彼のドローイングと写真を組み合わせた作品について
「絵を描いているとリラックスできるんだ。
同時にひとつの自分自身の表現方法。
言葉なしに何かを語りかけること、キャプションなしの写真を作ること、それが好きだね」。
ジミーはトレーニングを受けているので「待て」はちゃんと分かる。
だから撮影するのは「とっても簡単」と言いつつも、「もうめちゃくちゃな状態でシューティングしてる!」
「睡眠もそこそこに、たくさん作品を作ってるよ!まだまだ続けるんだ」。
楽しい写真を生み出す最高のコンビ!いつまでも私たちを楽しませて!
二人は慎重に丁寧に構図を決めて、パチリ。ほらこんなワクワクする写真がいっぱい!