2011.05.14(土) 下北沢 CLUB Que

ワンマン!

open 18:30 start 19:00 / 前売 \3,000 当日 \3,500

問:CLUB Que 03-3412-9979 http://www.ukproject.com/que/


 ※ ※ ※


発表になってたのね。翌15日はファンクラブイベントとの噂も(笑)。
今年ははじめて行けないかもなー…。
2011.04.12(火) 本八幡 ルート14
“Motoyawata Acoustic Party”

open 18:30 start 19:00 / 料金 \2,800

出演:延原達治 / 澄田健 / 山口晶 / 加藤卓雄

問:ルート14 047-325-3086

※ローソン(Lコード 70143)



 ※ ※ ※


毎度おなじみの延ちゃんのソロ出演です。前回のライブで既に告知してたそうです。

ハコのサイトでUPされるのを待ってたんですが、震災以降更新されないので、もしかしたら、延期または中止になるかもしれませんが、ローチケでは発表さてるようなので、一応。

行かれる方は、念の為ハコの方に確認とってからをオススメします。

2011.03.23(水) 下北沢 風知空知
“PUPPY'S SOVEREIGN CAFE in 風知空知”
<延原達治アコースティックライブ>


席について大きく息を吸い込んで元気よく

「こんばんわっ!今日はみんなよく来てくれました。元気そうで何よりです」

でスタート。

毎回MCのネタには苦労してる中、今回は「ネタ」と片付けてしまうにはあまりに大きな出来事がこの国を襲い、延ちゃんの口からどんな風に語られるのかと期待する中、MCなしで黙々と曲が続く。

『シークレット・ラブ』に『シークレット・ハート』のシークレットつながり。なんでもかんでもあけっぴろげにせんでええっちゅー事かしら?(笑)

最初のMC。

「今日は、(一呼吸おいて)…放射能の雨ビンビンに降る中、みんなありがとう」

あぁ…延原達治(笑)。

『As tears go by』邦題『涙あふれて』。
震災以降、ニュース見ちゃうるうるしちゃってるよね、どうしても。ハラさんじゃなくても(笑)。

この日の衣装は久しぶりのアルカイーダターバンに赤のシルクシャツ。

「緊急事態なんで赤にしました。…水からも放射能が検出され、来年ぐらいには身長も50メートル位になって巨大化して火ぃ噴いて全員ゴジラになって…東京スカイツリー踏み潰そうぜ」

50メートルじゃ足りませんけどね、スカイツリー(笑)。ここで初めて地震発生時の話へ。その様子は、延ちゃんちの近くに住むハラさんもブログで書いてくれてた(http://yaplog.jp/freak-beat/archive/1526)ので割愛(笑)。

クラレンス・ヘンリーの『(I don't know why I love you) But I do』は新レパートリー。間奏では口笛も(きゃあ☆)。

「俺、原発は反対か賛成か?って言われると、反対に足突っ込んでるけど…」

と言って、いつになくシリアスに原発の話へ。

「地震の多いこの国で原子力発電所を建てるんなら、国民投票するとか…みんなが自分の事として社会意識とか持てるようになればいいなぁと思います」

「もしそれでも必要ってなれば、もう何が来てもビクともしないような原子力発電所になるように関係者も頑張るだろうし…でも実際、もう福島とか茨城とかあの辺ではきっと何十年も農業とか酪農とかは出来なくなるだろうから…風評被害とかじゃなくてね、そこにずっと暮らしてた人達の事も含め、みんな考えなきゃいけないよね」

「もし必要ないってなれば、それに代わる新しい発電手段を…ね、アイフォンとかアンドロイドとか作っちゃうくらいだからさ、だから電気メーカーも売りつけて3年くらいで壊れる製品をせっせせっせと作ってないで頑張ってもらうってのも、みんなで知恵出し合ってって事なんじゃないかなぁと思います」

「…こういう事言うと急にマジになったみたいでね(笑)、反省してますけど…」

と笑いながらも

「…でもまぁ、思った事言わなきゃいけない事は言わなきゃいけない場面があるなって気もしてるんで…」

「…申し訳ないよね、やっぱり。家の近所に原子力発電所建てられてる人の事思うと…」

「…家の近所に綺麗な海辺があったりするのにさ」

と結んで、綺麗な海辺の曲『PERFECT LOVE』へ。その後、怒涛のラブソング攻勢(笑)。こんな時だから、あえてラブソング。延ちゃんだね。

尺の関係で泣く泣く端折っちゃったけど、前回のMCでこんなのがあった。

 * * *

オーガニックな生活をしてる友人達との集いがあって、友人達の作ったCDを聞いてる時、“大地”とか“地球”とかをテーマにする曲ばかりで、思わず

「“あの娘感覚”の曲はないの?」

と尋ね「そういう狭い範囲の個人レベルで歌作ってないから!」とたしなめられたと(笑)。

「俺には、半径5メートルくらいしか見えてないからさぁ(笑)」

 * * *

今こそ、こういう感覚が必要なんだよね。そのオーガニックなお友達たちは速攻、東京を脱出したそう(笑)。

今回の地震では、私も地震直後に職場から帰宅を命ぜられるも電車は動いてないし、あやうく帰宅難民になりかけたが、通話はもちろんメールもネットも繋がらない中、Twitterのアプリだけはすぐに起動し情報収集には随分役立った。
でも気をつけなきゃいけないのはその発信元の信憑性で、全くの素人の人達(もちろんプロの人達もいるけど)の「つぶやき」である事は常に念頭に入れ、流れるタイムラインに溢れる情報の、どれを信じてどれを疑うかの千里眼は養わなければならないという事。
震災のニュースが地震や津波の被害状況から原発事故へとシフトされてくると、私がフォローする人の中には音楽関係の人も多く、当然“原発反対”を唱えたキヨシロー信者も少なくなく、鬼の首をとったかのように原発の危険性やら政府の発表の隠蔽を暴くようなリツイート(本人のつぶやきではなく他所から拾ったツイートなり情報を自分のフォロアーに知らせる機能)を流す人が増え始めた。
ちょうどこのソブリンの前日、ただでさえ独り暮らしで震度に敏感なボロアパートに住み不安な日々を過ごす中、次から次へと自分のタイムラインを埋めていく不安を煽るリツイートが怖くなって、何人かのフォローを外したばかりだった。
まぁ、嫌ならそうやってフォローを外せば済む話なのだが、少なからずクリエイティブな仕事にかかわる人で、「ファン」と称する人もいてフォロアーも多く影響力も大きかったりする人には、その浸透力は計り知れない自覚を持って欲しいと思った。
キヨシローはそんな不安を煽る事が言いたかったんじゃないハズなんだよなぁ…。

延ちゃんが歌ってくれるラブソングを聞きながら、そんな事を考えていた。

第一部ラストの曲の前、

「今日はホントに、まだ暮らしも落ち着かない中、みんないつもとおんなじようにソブリン・カフェに集まってくれて、ホントにありがとう。嬉しいです」

(拍手)

「…いい根性してるよね」

一言余計(笑)。でもこれが延ちゃん(笑)。

「こないだレッドクロスの“緊急ナイト”の時も歌った歌ですけど…こういう事なんじゃないかなって思うんですよね」

と言って始まった、コステロもやってたニック・ロウ作曲の『(What's so funny 'bout) Pease love and understanding』(延ちゃんに聞いた友人が教えてくれた)。震災後だからって、特別な事をやる訳でもなく、淡々といつものレパートリーをいつものように演奏された中、おそらく唯一、今回用に選曲されたであろう名曲が延ちゃんのレパートリーに加わって、第一部終了。


第二部も、第一部以上にいつもの曲をいつも通りに、M原さん情報やらOKAMOTO'Sのドラムの子のお母さん(笑)の話やらプロレスのアウトサイダーの話やらで笑いをとりつつ、震災前と同じように演奏が進む。

それでも、先月まではなんとなく貧乏なお友達に歌ってあげてんのかなぁぐらいに思ってた励ましソングも、前回から今日までに起きたあまりに悲惨な現実に、その対象は明確となり、この歌声が今現在も苦難と直面してる多くの人達にどうか届きますようにと願うばかり。

『IT'S GONNA BE ALRIGHT』エンディングでは

♪なんとか~なるだろう~ を ♪なんとか~しなくちゃ~

に変えて歌う。さすがに今回ばかりは楽観できないもんね。国レベルで受けたダメージはかなり深刻。被災した人もそうでない人も、それぞれが「なんとかしなくちゃ」という危機感を持たなきゃ、この国の復興は困難。

第一部のテーマが“愛”だとしたら、第二部後半は“自分”かな?と思うくらい、延ちゃんお得意の十八番が続く。それが延ちゃんなりの支援。Queのメッセージでも書いてたけど、自分が今までやってきた事をやる。そう言えば、震災後いろんなライブが自粛で中止や延期になる中、何故かソブリンはなんの疑いもなくやるもんだと思ってたな。中止になるかも?なんてコレっぽっちも思わなかった。延ちゃんを信じて、ずっと延ちゃんについてきたからね。この信頼は揺るがない。

余震も続いて原発事故も展開があって不安な日々が続くけど、私が平気でいられるのはこの人がいてくれてるからに他ならない。

先程、今回用の選曲だと書いた第一部最後の『Pease love and understanding』とは別に、この日の『TIME WAITS FOR NO ONE』は、ソブリンでは何度となく演奏される曲ながらも、今回はことさら魂に響いて届く。時間は誰も待ってはくれない。今を精一杯生きなきゃね。

いつも通り本編が終わり、アンコール2曲めでは

「4月からはまたバンドのツアーも始まって、北の方も南の方もいろいろ行くんですけど、…楽しみで~す」

と言って『気ままな旅』へ。今こそ、トラベリン・バンドの本領発揮ですな。行ってらっしゃい。

ダブルアンコに「まだ時間大丈夫?」で、大ラスは

「“もう悲しみは終わりね”って曲です」

と言って『It's all over now, baby blue』で和やかに終了。

来月は4月26日(火)。来月には被災地の復興が少しでも進んでいますように。原発周辺の人の安全が守られますように。多くの悲しみが少しでも減りますように。
※問:風知空知 03-5433-2191 (17時~25時)


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セットリスト
第一部
01.Redemption song (Bob Marley)
02.SECRET LOVE
03.SECRET HEARTS
04.As tears go by (The Rolling Stones)
05.Hey girl (The Roosters)
06.忘れ得ぬ君 (ザ・テンプターズ)
07.(I don't know why I love you) But I do (Clarence 'Frogman' Henry)
08.PERFECT LOVE
09.A面で恋をして (ナイアガラトライアングル)
10.Heart beat (Buddy Holly)
11.ANGEL
12.(What's so funny 'bout) Pease love and understanding (Brinsley Schwarz)

第二部
01.Just my imagination (The Temptations)
02.You better move on (Arthur Alexander)
03.SLIPPIN’ DOWN
04.Love hurts (The Everly Brothers)
05.MOVIN’ STRANGER
06.誰もが誰かに (山口冨士夫)
07.IT'S GONNA BE ALRIGHT
08.本牧ブルース (ザ・ゴールデン・カップス)
09.Donna (Ritchie Valens)
10.I'm talking about you (Chuck Berry)
11.Action woman (Electras)
12.クレイジー・クール・キャット (SHEENA & THE ROKKETS)
13.Midnight rambler (The Rolling Stones)
14.I'm a king bee (Slim Harpo)
15.TIME WAITS FOR NO ONE
16.君が君に (ひまわり)

E.C.1
01.トンネル抜けて (BO GUMBOS)
02.気ままな旅

E.C.2
01.It's all over now, baby blue (Bob Dylan)
オフィシャルサイトよりコピペ

●3月26日(土) 前橋 DYVER 公演中止のお知らせ

3月26日(土) 前橋 DYVER にて予定されておりました
ストレンジパイpresents 『PReTTYLOUD#10』
“ザ・ロックンロール・ショウ!!”

上記公演につきまして、今回の東北地方太平洋沖地震に伴い公演の開催は難しいとの主催者判断により公演の中止が決定致しました。

チケットを既にご購入のお客様の払い戻し等につきましては、会場のDYVER(TEL:027-221-7301) までお問い合わせ頂けますようお願い致します。


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主催のマチ姐からメールが来ました。

「連日の余震、計画停電、電車運休、群馬県民は車(ガソリン)がないと駆けつけられない…などの悪条件で、見たい人に見てもらえないと考え、手塚さんとも相談して、このような結論を出しました」と。

とても無念だと。でも落ち着いたら年内中には絶対やると、ショーネンとも約束したと。

ハコを借りて出演者をブッキングしてお客さんを集めてお金を貰って公演すると言う大変さは、見に行くだけの私には計り知れない。マチ姐の英断を支持する。頑張れマチ姐。
Twitter情報。下北沢CLUB Queの掲示板に掲載されてます。


 ※ ※ ※


【Q掲示板】THE PRIVATES・延原達治さんからメッセージ

[web版] http://www.ukproject.com/que/topics/keijiban.html
[携帯版] http://www.ukproject.com/que/i-message.html


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私にできる事はこうやってみんなに広める事ぐらい。悔いはない。
2011.03.20(日) 新宿 紅布
「緊急ナイト」

open 18:00 start 18:30 / 料金 \3000+ドリンク代\500

出演:クハラカズユキ(一日店長) / 一人ピーズ(大木温之) / 延原達治(THE PRIVATES) / フラワーカンパニーズ(アコースティック) / うつみようこ(ほぼ出ます?)

※料金は前売り、当日共に同額ですが、確実にご来場なさりたい方は事前にレッドクロスにてチケットをご購入ください。

※チケットは17日(木)(17:00-22:00)よりレッドクロス店頭にて発売開始

※当日の売上げの一部は東北地方太平洋沖地震の被災地への義捐金として寄付されます。


問:red cloth 03-3202-5320 
     http://www.sputniklab.com/redcloth/home.html
関連URL:http://thepees.com/keitai/schedule.html


 ※ ※ ※

まさに緊急。red clothサイトでは、まだもともと予定だったバンドのスケジュールが掲載されてるようですが、中止なのかな?

行かれる方は、こんな時だからこそ思いっきり楽しんで!
http://www.spiral.co.jp/e_schedule/2011/05/post-62.html

記事にはプライベーツのプの字も出てきませんが(笑)、実はとても縁のある方。

『STOP BREAKIN' DOWN』『LUCKY MAN』『気まぐれロメオ』『EX LOVERS』のプロモ、及び『MONKEY PATOROL』『SPEAK EASY』のジャケ写を撮られた方。

'93年3月の“RATTLE SNAKE TOUR”ではツアーに同行し、写真撮影とツアードキュメントとしてビデオに収めた…らしい(笑)。…と言うのは、この情報、今回井出さんの名前を見て、確かプライベーツと仕事した人だよなぁ…と某所でつぶやいたら、友人からFC会報に載ってたと教えてもらい、読み返したらそう書いてあったと言う…(笑)。今現在、その写真もビデオも私の手元にないと言う事は、お蔵入りになった模様(笑)。

上記ツアーは、東京、福岡、大阪、名古屋で2DAYSずつ行われ、当時はまだホールライブからライブハウスへ移行して日も浅く、座席指定で強制的に見る場所を振り分けられる環境から、自分の努力次第で最前も可能というおいしい特典が嬉しくて、若い番号の整理券を確保するのに血眼になってた頃(笑)。

その頃まだ岐阜にいた私は、名古屋2DAYS初日のライブ終了後すぐハコの前に陣取り、名古屋の友人達と交代で徹夜し翌日の整理券配布まで過ごし(←若気の至り・笑)、見事番号1ケタ台をゲットし無事最前で見る事ができた(笑)。

その整理券配布待ちの際、友人が用意してくれたゴザに座り友人達と談笑する中へ、井出氏がカメラを手に「仲間に入れてくれる?」と入ってきてくれた。当時まだ井出氏をよく知らなかった我々は、“今回ツアーで写真撮ってる人”という認識しかなく、「このカメラマンさん、撮りながら踊ってんだよね~。カッコいい!踊るカメラマン!」なんて、大層失礼な事を言ってたのを、書きながら今思い出した(笑)。

プライベーツの話をしたりしてるうちに、当時髪にメッシュ入れてジョン・レノン風サングラスをしてあぐらをかいて座ってる私(←若気の至り2・笑)に、井出さんがカメラを向けてくれて、思わずVサインをした姿を写真に収めてくれた。

「いいね、彼女」

なんて言ってもらったりして。今思えば、凄い人に撮ってもらったのね私(笑)。もちろんその写真は見れずじまいで、果たしてホントに撮ってくれてたかどうかなんて、今となっては確かめる術はないけどね(笑)。いい思い出。



その後、確か初のファンクラブ・イベントとして行われたライブが、実は井出さんが個展を開く為に会場を押さえたが、なんらかの事情でできなくなり、急遽プライベーツがピンチヒッターでライブを行ったというエピソードも。延ちゃんがMCで

「井出が逃げた!」

なんて言ってたっけ(笑)。


井出氏 オフィシャルサイト http://jyoji.ubusuna.com/



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そんな訳でこの写真・映像展、どなたかご一緒していただけませんか?私の連絡先知ってる人、ご連絡下さい。あ、オープニングイベントの方ではないです。チケ代出せない身分なので…(笑)。写真・映像展、ウィーク・ディの24:00までらしいので、お仕事帰りにおつきあいいただける方、よろしくお願い致します。まだ随分先ですけどね。
2011.06.04(土) 吉祥寺 ROCK JOINT GB
“ROCK JOINT GB 3rd ANNIVERSARY”
[JOINT THEATER]
~SPECIAL VS GIG~

open 18:00 start 18:30 / 前売 \3,300 当日 \3,800

vs/横道坊主

問:GB 0422-23-3091 http://www.rock-gb.com/
関連URL:http://www.alpha-net.ne.jp/users2/ginjirou/live.html


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横道ファンの方のつぶやきより。

横道ファンって、野郎が多くてメンバーを苗字の呼び捨てで呼ぶんだよね~。カッコいい!

「延原ー!」「手塚ー!」

言ってみてー!女の声じゃアカンけどね(笑)。

熱いライブになりそうですな。楽しみ。(行けるかはアヤしいけど・笑)
2011.04.08(金) 大阪 堺 FUZZ
“FUZZ12周年記念イベント”

前売 \2,000 当日 \2,500

with:Edge / The Black Buddy Band / and more...

問:FUZZ 072-256-7666 
http://www.mikunigaoka-fuzz.com/


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公表待ちだったのが発表されました。
今年に入ってからだと、ヘタすりゃ都内より関西の方が多いんじゃね?
関西のバンドですか?(笑)
2011.02.22(火) 下北沢 風知空知
“PUPPY'S SOVEREIGN CAFE in 風知空知”
<延原達治アコースティックライブ>


先月は、油断してる所に不意打ちをくらい、アンコール1曲目『お前とふたり』で、最前で号泣という失態を犯してしまったので、今月はプライベーツの楽曲中のケ・セラ・セラ系ソング(←あんのか?そんなジャンル・笑)を何曲か想定し、いつ歌われても大丈夫なようにあらかじめ心づもりをしてライブに挑んだ(←大層な…笑)。

実は久しぶりな『Redemption』でスタート。昨年の延ちゃんの誕生日ソブリン以来。

続く『RAIN DROPS』。あっぶねー!いきなりコレは想定外だったよ。ちょっとヤバかったがなんとか堪えた(笑)。私の中ではこの曲は『HONEY DON'T CRY』なんでね(笑)。

「今日は結構演った事ない曲とか挑戦してみたいと思います」
「今日、スゴイ間違えるかも…多分」
「…宣言すんなっつーの、ねぇ?(笑)」

セルフつっこみ(笑)。

『SUNSET DRIVE』後の拍手に「素晴らしい心のこもった拍手をありがとう」と。なんでも最近地元で、小・中学の頃の友達がやるパーティに呼ばれたと。でも延ちゃんが歌い出した深夜0時過ぎ頃には、友人達もみんな酔っ払っててヒトの歌なんて聞いちゃいないと(笑)。曲が終わると全然心のこもってない拍手で「イェーイ!」と盛り上がるが、演奏始めると「そいでよー!」と喋り始めると(笑)。「もう、風知空知に集まってくれたお客さんとはレベルが違うね!」と。

…あのねー。こっちは、ない金払ってでもアナタの歌声を欲してるっちゅーの。酒飲みのBGMにしてるようなゲストチャージや無料で聞いてる連中と一緒にしないでくれる?と思うのは、一ファンの域を越えられない貧乏人のひがみですかね?(笑)

『ビックバイユー』を演奏されるとニヤけが止まらない。何故なら約束通り連れてってもらったから。きっと人生の中で一番幸せな想い出(同率1位はいくつかあるけどね・笑)。

『追憶のハイウェイ』。優しい曲に酔って聞いてると、サビで止めて

「…カポつけるんじゃなかった」

いいトコだったのに(笑)。で、仕切り直して完奏。下山淳のいい仕事(笑)。

『MY JUSTICE』。ハイこれは想定曲。泣かないよ(笑)。

『ラストダンス』。

♪ロックン・ロールは 誰かさんみたいに 心酔わせるわ

を、 

♪ロックン・ロールは カーナビーツみたいに 心酔わせるわ

に変えて歌う。延ちゃんが歌う『ラストダンス』はきっとショーケン・ヴァージョン。ショーケンがそう歌ってんのがあるのかな?と、YouTUBEで探してみたら“誰かさん”の部分でピー音が入ってて、ショーケンの口は“はっぱ”と動いてるのがあった(笑)。♪心酔わせるわ~の後に「Don't tuch!」って叫んでるし(笑)。

『Wild horses』。プライベーツ活動休止宣言後、延ちゃんが渡英する前、二子多摩川高島屋のアレーナホールでの最後のライブで演奏され、「何故、今、この曲!?」と訳詞読む読む(笑)。結局何故かはわかんなかったけど(笑)。

『MERRY GO ROUND』『IT'S GONNA BE ALRIGHT』。想定曲が続く。泣かないよ(笑)。今日は多いな、ケ・セラ・セラソング。心なしか男性客が多かったような…。もしかしたら12月のソブリンで話してた貧乏なお友達でもいらしてたのかしら?

占いは信じないけど知人が手相を見てもらった話から、「俺も見てもらったとして“この手相は魂の救済者”とか言われたりして(笑)」と。

「一体何を救済するんでしょう?(笑)」

今回は泣かなかったけど(笑)、いつも救済してもらってるよ。君の歌声で救済されてる人は全国にいっぱいいるよ。

『For your love』後、ショボさんとヤードバーズ来日話に。おもしろかったので、MC全部起こしちゃう(笑)。

「ヤードバーズはイギリスのバンドで、“CRAWDADDY CLUB”って言うローリング・ストーンズがレギュラーを務めてたクラブで、ストーンズの後釜に座ったのがヤードバーズ。一番最初のギタリストは、後に中村雅俊になってしまうエリック・クラプトン(笑)。あの頃はスローハンド・クラプトン“なんでも弾けちゃうぜ”ってカンジで…。あと、いいカンジのヴォーカルのキース・レルフ。ツェッペリンファンからはひどく言われますけど、俺はロバート・プラントもカッコいいけど『ちょっと狛犬みてーだなアイツ』って思って、キース・レルフの方が好きなんですけど…。ドラムがジム・マッカーティで、今度来ますね。もう一人リズムギターがクリス・ドレイヤ。ベースがポール・サミュエル・スミスって言う蛙みたいな顔した、すごいカッコいいベースを弾く人なんですけど。…メンバーの名前全部言えるってスゴイよね、やっぱヤードバーズ(笑)。クラプトンが今の『For your love』って曲を、グラハム・ゴールドマンって人から書いてもらって、ヤードバーズでやるようにって貰うんですけど、『こんなナメた曲やってられっか』って言って辞めちゃうんですね。で、その後に入るのが、ワニみたいな顔したジェフ・ベックです。ジェフ・ベックがいる間に、途中で一回ジミー・ペイジが入って恐怖のツイン・ギター時代が瞬間あるんですけど、ジェフ・ベックが辞めて、ジミー・ペイジがギターの時期がしばらくあって、そのバンドはジミー・ペイジだけを残してレッド・ツェッペリンになってしまう訳です」

「…女の子に一番嫌がられる話(笑)」
「女の子のみならず乙ちゃんにも嫌がられる(笑)」
「喜んでんのはショーネンだけ(笑)」

そんな事ないんだけどな。実際、私がヤードバーズ来日情報を最初に聞いたのは、Twitterでのようこさん(うつみ)とちわきねーさんの会話で知ったんですけど(笑)。しかもお二人、今度の来日メンバーの話題でしばらく話が弾んでおられましたが(笑)。話に参加はできないけど、聞いてるだけでもスゴイおもしろいと思うんだけどなぁ…あ、もしや延ちゃんの言う「女の“子”」の範疇にないと言う事か!?(笑)。そうらしいっスわ、ねーさん達(笑)。上記の話の後に続いた、モーター・ヘッドのレミー・キルミスターの初期バンドの話とか、もうちょっと聞きたかったのに…。

『Love me mama』は、トレモロの調整も効かせたギターで、中盤のギターソロも気持ち良さげに。

「ホントは演るのヤメようかと思ったけど、好きだから演ります」

と言って『Midnight rambler』。もはやソブリンでコレ演んなかったら『Satisfaction』のないストーンズのようなものでしょう。暴動起きますよ(笑)。

この日2月22日は“ニャン・ニャン・ニャン”で「猫の日」だとショボさんから聞き、ショボさんちの猫が“キロ”と呼ばれてる話から「キロメートル?」と言って単位の話へ。「俺、“デシベル”って人知ってんです」と。実は私も知る人(笑)。ストーンズファンでライターさんをやられてる方なのだが、延ちゃんから「お前、鳥居賀句の弟子だから“デシベル”だ」と名付けられたらしい(笑)。さっきのヤードバーズの話の時も思ったが、この人の形容詞のチョイスは実にユニーク(笑)。その後、ストッキングの厚さの単位の“デニール”の話で盛り上がった後、

「では、クロージング・ナンバーを…と思ったけど、そんな雰囲気じゃないね。もうちょっとなんか演りましょう」

と笑って『Run run run』へ。“ニャン・ニャン・ニャン”からインスパイアされた?(笑)

『君が君に』で本編終了。鳴り止まない拍手に一旦ハケて、物陰に隠れておどけて見せ、再び登場(笑)。

「イェイ!ノッてるかい!?」(この日はコレを多用・笑)

でゴキゲンにアンコールへ。また一ヶ月逢えない日が続くので、姿を焼き付けてこの日のライブは終了。来月は3月23日(水)。火曜の22日はルー・ルイス公演日。ショボさん共に行かれるのかしら?(笑) ※問:風知空知 03-5433-2191 (17時~25時)


P.S. この日、駅からハコに向かう途中、プライベーツ関西ライブでよくお見かけしお声もかけて頂きブログも読んで下さってるファンの方と遭遇。なんでも私にお土産だと、わざわざ京都からコレ(http://blog.livedoor.jp/privates/lite/archives/51781265.html)を持参してきてくれた。私はプライベーツが大好きなだけで「プライベーツが大好きだー!」と公言してるだけなのに、時々こういう恩恵に与る。幸せな事です。ありがとね、Y子サン。大事にします♪


 ※ ※ ※


セットリスト

第一部
01.Redemption song (Bob Marley)
02.RAIN DROPS
03.SUNSET DRIVE
04.Don't ask me (山本翔)
05.LOWDOWN GAMBLER
06.Donna (Ritchie Valens)
07.ビックバイユーの想い出
08.マイマイ・ヘイヘイ (Neil Yong)
09.追憶のハイウェイ
10.MY JUSTICE
11.SUNSHINE
12.Ruby tuseday (The Rolling Stones)

第二部
01.ラストダンスは私に (The Drifters)
02.SUNDAY
03.Wild horses (The Rolling Stones)
04.MERRY GO ROUND
05.IT'S GONNA BE ALRIGHT
06.For your love (Yardbirds)
07.DON'T EVER CHANGE
08.Love me mama (Lightnin' Slim)
09.Rave on (Buddy Holly)
10.Midnight rambler (The Rolling Stones)
11.Knockin' on heaven's door (Bob Dylan)
12.TRINITY GARDEN
13.Run run run (THE WHO)
14.LUCKY MAN
15.君が君に (ひまわり)

E.C.
01.RAWHIDE HILL
02.Bamboo road (Willy Deville)