今、未就学の子どもちゃん達がぐんと増え
教室かなり若返っております。
なかなかレッスン中は写真を撮る余裕がなく
楽器などの写真しかないけれど…
何にも染まらない、何の打算もない、
毎日“その瞬間”を生きる子ども達に、ドレミ…音楽を染み込ませる、楽しさと責任をひしひし感じます。
この小さな人達は、小手先では騙されません。
私は、市のお話会や学校の読み語りボランティアなどで 0歳〜12歳の子ども達にこの10年以上絵本を読み続けているのだけど、
子ども達はかわいいもの、きれいなもの、楽しいものが大好きだけど、“本物”にしか 良い反応はしない。
「子ども騙し」というけれど
大人が「子どもってこんなん好きなんでしょ?」
と適当に作った、選んだ絵本にはきれいに無反応。
たとえパッと見「かわいい!」と飛びついたとしても、すぐに飽きてしまう。
それは首がやっと座ったような赤ちゃんであってもそうで、でも“本物”にはきっちりと反応。
何度も何度もそんな場面に出会い「子ども騙しは通用しない」ことを痛感…
で、ある時ふと気づいたのだけど、これってプレやジュニアの子達、また障害を持つ子達のレッスンに大いに通じるところがあり。
教本、メソッド、レッスングッズもたくさんあるけれど、何を選ぶか、どうアプローチしていくのか。
お話ボラや、ひとはぼっこ音楽教室を通しても
子ども達に届く話の仕方や本の選び方を
知らず知らず鍛えてもらっていたなと…
根っこの大切なところは
全てつながってるんだな…と再認識。
今日も、全力で私を信頼してくれている
まっすぐな視線を受け止めながら、
恥ずかしくないように、ブレないように…
気を引き締めさせてもらいました。