今日はレッスンのことではないですが、
レッスン合間の嬉しい一コマだったので
記録に。
レッスンが前後する子ども達は毎週教室ですれ違うことになります。
ある日の年中さん5歳くんと、中学生くん。
子どもの好きな優しい優しい中学生くんと、人見知りのある5歳くん。
どちらもあまり、人と喋るのが得意でなくて。
でもピアノは好きな、繊細な男の子たち。
子ども好きの中学生くんは、
恥ずかしがってなかなか目線の合わない5歳くんに、毎週挨拶をしてくれていました。
5歳くんには、そのお兄ちゃんの優しさが伝わっていたのでしょう。
優しくて、ピアノも弾ける大きなお兄ちゃんという存在。
いつ頃からか、5歳くんはレッスン終わり頃になると「お兄ちゃん、くる?」と私に尋ねるようになりました。
お兄ちゃんも、クラブ、勉強…と忙しい毎日
5歳くんとの時間は、ふと緩んでホッとしているように見えました。
ある日、5歳くんのお迎え待ちに絵本を読んであげていたとき中学生くんが早めに来たので、
思い切って、絵本読みを交代してもらいました。
静かに優しく読んでくれるお兄ちゃん。
じっと聴く5歳くん。
絵本の文章以外、特に何も喋るわけではない2人。だけど何か周波数が合うようで…
この間のレッスンで、また2人が一緒になったので、またお兄ちゃんが絵本を読んでくれることに。
控えめに嬉しそうに、ソファに座りじっと聴く5歳くん。
5歳くんにわかりやすいように、ゆっくり読んではゆっくりめくってくれる、お兄ちゃんの大きな手。
5歳と14歳の友情。
静かな穏やかな時間が2人の間に流れています。
何歳でも、大人でも子どもでも、男の子でも女の子でも、障がいがあってもなくても
お互いが感じあい、学び合い、支えあっていく場所であれたら。
この2人を見て、改めて思うのでした。
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なないろピアノスタジオ
石橋 ふみよ
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