成人ミドルクラスレッスンにて。
モーツァルトに挑戦中の生徒さん。
今回は曲の注意点や、イメージなどを
たくさんの付箋にまとめて来られていました。
これだけ曲を読み込まれると、
自ずと演奏、音も変わって来られます。
元々、豊かな想像力をもたれている方で
選曲のセンスも抜群。
(成人の方の場合、発表会などの曲は基本的にその方の希望を聞いて選曲しています)
持たれたイメージを一緒に膨らませ、具体化し創りあげていくレッスン。
これが、楽しい!
でも最初お会いした約5年前には、
「子どもの頃には速いテンポを追って弾くばかりで、楽譜から読み取りイメージを膨らませて弾くということはなかった…」と言われていました。
女の子同士のひそひそ話のような。
恋人同士のケンカのような。
愛の手紙のような。
暗い夜の雨にずぶ濡れになったような。
甘くて柔らかいお菓子のような。
スキップで弾んでスカートがふわっと広がるような…
どんな情景が見えてきますか?
どんな気持ち?
季節はいつ?
どんな色、味を感じますか?
楽譜から作曲家の意図を読み取る。
そこからイメージする。
脱線しすぎず、けれど自分の思いを込めて弾きたい…
そうすると、それを的確に表現できるテクニックを身につけたくなる。
子どもの頃のイメージも自由奔放で楽しいけど
経験を積んだ大人だから、イメージできる世界もあって。
それが、大人ピアノの愉しみ^^
教室へのお問い合わせは
なないろピアノスタジオ
石橋 ふみよ
090 2005 4864
【受付中】