広島・安芸高田
幼児さん~シニアの方・発達障害児さんのためのピアノ教室《LaLa Piano》です^^
先月はお休みしてしまったけど…また今月から再開しています。
今月1曲目は「浜辺の歌」。
作詩は林古渓、作曲は成田為三による、大正5年(1916年)発表の唱歌です。
最近でもTVのCMに使われていたり、いろんなミュージシャンがカバーされているので、今も耳にされる事の多い曲かもしれません。
私もとても好きな曲です。
しかしまたこの曲も、文語調で書かれていて難しい…^^;
という事で、改めて意味を調べ歌詞カードに1番の歌詞の解説も入れてみました。
まず最初の「あした」とは、明日でなく朝のこと、だそう…そうなのか~~…高校とかで習った気もします……
「さまよえば」は、あてもなく想いにふけりながら浜辺をぶらぶらと歩いている様子。
「昔のこと」は、過ぎ去った過去、若い頃…子どもの頃の思い出でしょうか。
「しのばるる」は、思いだされる。
「風の音よ 雲のさまよ 」は、浜辺を吹き抜ける風の音、流れる雲の様子、「寄する波も 貝の色も」何一つ、あの頃と変わらないなぁ…
という感じでしょうか。
のびやかな8分の6拍子のメロディーに、どこか切ない、優しい言葉がのったこの曲、
歌い継いでいきたい曲だと改めて感じました。
ちなみにこの曲メロディーは、オーストリアの作曲家ヨハンシュトラウスのワルツ《芸術家の生涯(人生)》の一部とよく似ていることで知られているそうです。
2曲目は「うみ」。
こちらはみんな知ってる、童謡で海、と言えばまずこの曲。うーみーはひろいーな、です。
作詞は 林柳波、作曲は 井上武士による、1941年の曲。
でも、みんな知ってる、って改めて考えたら、すごい事ですよね…
8月もあと少しですが、歌っていきたいと思います。