山田詠美さんの本を
なぜ読んでみようと思ったかは忘れたけど
「夕餉(ゆうげ)」の一節が
私のモノグサ心に突き刺さった
私の作るおいしい料理は彼の血や肉になり…
彼の体は、私が作るんだ…
私の料理から立ちのぼる湯気だけが
彼を温める
料理欲は愛の証なのだ
夫や息子の体(健康)が
私の料理で作られると思ったら
当時、お料理嫌いで
いかに楽するか とか
買って済ませちゃお ばかりだった私
本気でヤバイと思った
恋愛の内容だったけど
手料理に向き合うきっかけとなった1冊
もう1冊は、多忙を極めながらも
お料理を楽しみ手を抜かなかった
女優さんの本
朝・昼・晩のホントに献立日記で
おやつまで記されている
食いしん坊なのに レパートリーが少ない私
この本は旬の物を取り入れたりして
季節も感じられ
豪華な食材だけじゃないところがイイ
真似て作ってみたくなる教本となった