こんにちは

ネイルサロンカズリナ

代表 平松一美です。

 

脳の病に倒れ、

高次脳機能障害という後遺症と闘う

白井いさおパパと

それを支える白井ファミリーの

ストーリー。

 

プロジェクトSのFacebookページで

京子ママが綴っているものを

こちらでご紹介しています。

 

これまでのISAO STORYはこちらから→☆☆☆

 

 

ISAO STORY〜今を生きる〜【21】
✴︎神さまからのプレゼント

 

高次脳機能障害は顔が違うように

一人ずつ症状が違います。

 

軽度なら軽度の歯がゆさ、
くやしさ、もどかしさあると思うし
いっちゃんのように重度なら重度の

言葉にならない気持ちがあります。

 

こうだったらいいのに、
これができたらいいのにと思いがちです。

でも私はいっちゃんが
重度になったのは
神様からのプレゼントではないかと
思うことがあります。

 

とても責任感の強い几帳面で
真面目な人でした。
もし自分の出来ない事が
きちんと記憶に残り、心に残ったら
きっと自分を責めて自暴自棄になり
苦しくて死んでしまうでしょう。

 

神様がいっちゃんにくれた
プレゼントは
自分を責めなくても良いよ
というとても素敵な素敵な
プレゼントだと思っています。

 

介護の日々は大変か大変じゃないか

というと大変に決まってます。

だけどこの生活
私結構気に入ってます。


元気な時にはわからなかった
いろんな経験ができ、
いっちゃんの事大好きになり、
家族がぐっと仲良くなり、
ほんまに負け惜しみでもなんでもなくしあわせです。

 

介護は大変な事業です。

時には自分を捨て、悲しい感情を抱き、
暗くて長い先の見えないトンネルを

さまよっているような感覚になることもあります。

 

何で私がって
投げ出したくなる時もあるけど
投げ出しても心は軽くならないことを

私たちは知っています。

 

であるなら、
共に楽しく生きる道を模索したい。
私や子供が苦しかったら
いっちゃんももきっと苦しいはず。

 

共に幸せな形を見つけたいと
前だけ見て進みます。笑顔でね

 

〜to be continued〜

 

写真は去年淡路島に星空を観に行った時

 

ISAO STORY㉒へつづく