東京・練馬区で一人暮らしの高齢女性が「老人ホームの入居権が当たった」などと嘘の電話を受け、所有する物件を売却するなどして約7000万円をだまし取られました。
警視庁によりますと、去年6月、練馬区の84歳の女性の自宅に不動産会社の社員を名乗る男から「老人ホームの入居権が当たった。他に欲しい人がいるから譲ってもいいですか?」と嘘の電話がありました。女性が譲ることを承諾したところ、数日後に別の男から「名義貸しは犯罪で、財産がないように見せ掛けるため、お金を預かります」と電話がありました。男の話を信じた女性は口座から現金を下ろし、所有する物件も売却して男に10回にわたり、合わせて約7000万円を郵送したということです。全財産を送った後、男から「全額を持って自宅に行きます」と電話を受けましたが、男が現れなかったため、交番に相談して事件が発覚しました。警視庁は特殊詐欺事件として捜査をしています。
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