大宮で2000万円、上尾1580万円 高齢女性の詐欺被害相次ぐ
産経新聞 10月26日(水)7時55分配信
県警は25日、さいたま市大宮区の無職女性(67)が現金2千万円、上尾市の無職女性(80)が現金約1580万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。大宮署と上尾署がそれぞれ詐欺容疑で捜査している。
大宮署によると、19日午後6時半ごろから数回にわたり、女性方に長男をかたる男から「同僚と会社の金で株に手を出したが損が出た」などと電話があり、女性は20、21両日に2回にわけて現金1千万円ずつを長男の同僚をかたる男に手渡した。
上尾署によると、19日午前から三男をかたる男から女性方に「喫茶店で大事な書類が入ったカバンをなくした」などと電話があり、女性は21日にかけて計4回、三男の会社の後輩を名乗る男らに現金を手渡した。
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古銭送りつけ「買い取ります」 高齢女性ら約1億5千万円詐欺被害 容疑で男6人逮捕 奈良県警
産経新聞 10月25日(火)20時15分配信
古銭取引をめぐるトラブル解決名目で高齢女性から現金約1億5千万円をだまし取ったとして、奈良県警は25日、詐欺容疑で、当時19歳だった無職の男(21)=埼玉県ふじみ野市、別の詐欺事件で公判中=ら、20~24歳の男6人を逮捕した。いずれも「個別の客については覚えていない」と容疑を否認しているという。
県警によると、6人は詐欺グループで電話をかける「架け子」だった。平成26年に北海道や京都府など16都道府県で計約2億3千万円の同様の被害が確認されており、県警が関連を調べている。
逮捕容疑は26年9月8日~29日、奈良市の無職女性=当時(77)=に古銭買い取り業者をかたり「あなたの名義を借りて古銭取引をする。古銭は買い取るので預かってほしい」と電話し、女性方に「天保通宝」など本物の古銭計240枚(時価約4万6千円相当)を送付。その後、金融庁職員を装って「名義貸しは違反になる」とし、解決料名目で現金約1億5千万円をだまし取ったとしている。
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うめ~話にご用心 特殊詐欺防止、梅昆布茶で啓発
神戸新聞NEXT 10月25日(火)19時34分配信
架空請求などの特殊詐欺を防ごうと、兵庫県警加古川署などは、梅昆布茶商品の「梅」と「昆布」に掛けて「うめ~話にご用心!」「特殊詐欺撃退!でみんなヨロコンブ」と記した袋のデザインを考案し、商品が完成した。手口が巧妙化して被害は後を絶たず、同署生活安全課員は「生活の中で目にすることで、被害の抑止になれば」と期待。販売初日の25日は兵庫県内で店舗展開するスーパー「マルアイ」の木村店(加古川市加古川町)で記念キャンペーンがあった。
県内では、今年1~9月に特殊詐欺が279件発生し、約10億5千万円の被害(ともに速報値)が出た。同署管内の被害は約1億円を超え、既に昨年1年間の倍になった。
このため、同署は、ともに加古川市に本社を置く昆布加工会社「前島食品」と「マルアイ」に商品開発と販売を依頼。北海道道南産の真昆布を使った梅昆布茶が完成した。目を引く赤い袋に、被害防止への思いを駄じゃれで込めた。
記念キャンペーンでは、関係者が約200袋を買い物客に配った。前島食品の担当者和田敦子さん(51)は「駄じゃれが面白いと話題になり、詐欺被害で“酸っぱい”思いをする人がいなくなれば」と話していた。
1袋60グラム入り98円(税抜き)。マルアイの県内58店舗で販売している。(津田和納)
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病院元職員、1200万円着服容疑で再逮捕 大阪府警
朝日新聞デジタル 10月25日(火)18時52分配信
大阪府東大阪市の市立東大阪医療センター(旧市立総合病院)をめぐる医療費不正事件で、大阪府警は25日、同病院の元医事課総括主幹繁田敬治容疑者(58)=詐欺容疑で逮捕=を還付金約1200万円を着服した業務上横領容疑で再逮捕し、発表した。府警は認否を明らかにしていない。
捜査2課によると、繁田容疑者は総括主幹だった1~3月、病院の窓口職員から預かった患者13人分の医療費の還付金の現金計約1200万円を着服した疑いがある。窓口職員に医療費を払い戻す虚偽の申請書を提出していたという。
繁田容疑者は病院から別の部署に異動後に還付金をだまし取ったとする詐欺容疑で逮捕され、処分保留になっている。着服した金は交際女性への贈り物や遊興費に使ったとみられるという。
朝日新聞社
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