大手企業名を騙ったヤミ金融業者サイトを始めて検知、手法模索の結果か(BBソフトサービス)
ScanNetSecurity 8月19日(金)8時0分配信
BBソフトサービス株式会社は8月18日、「インターネット詐欺リポート(2016年7月度)」を発表した。本レポートは、同社の「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高いネット詐欺サイトの数やカテゴリーなどを分析したもの。これによると、7月のインターネット詐欺サイトの検知数は1,986,117件で、前月より0.2%の微増となった。
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内訳は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが80.61%、フィッシング詐欺サイトが13.84%、マルウェア感染サイトが1.17%、ボーガスウェア配布サイトが3.4%、ぜい弱性悪用サイトが1.34%を占めていた。ワンクリック・不当請求詐欺サイトは前月比で6.97ポイント減少したが、フィッシング詐欺サイトの割合が上がった。OSごとのネット詐欺種類別検知率では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合がWindowsで19.07%、Androidで91.62%、iOSで70.8%となっている。
7月度は、大手企業名をかたる違法な消費者金融サイトを初めて検知した。これは同リポートの対象外であるが、ヤミ金融業者が海外のWebサーバを使用し、頻繁にドメインや事業者名を変更しながら集客を行っているなど、検知対象としてきた詐欺サイトと類似する特徴が見られたという。同社では、違法な金利で融資を行う事業者が、足がつきにくい方法を考案してきた結果、ネット詐欺の犯罪者とサイト運営手法が類似してきたとして注意を呼びかけている。
(吉澤 亨史)
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賃貸オーナー向け専門誌 窃盗団アジトにされた等の事例紹介
NEWS ポストセブン 8月18日(木)16時0分配信
季刊誌でスタートした賃貸不動産オーナー向け専門誌『家主と地主』は隔月誌を経て、昨年9月号から月刊誌になった。読売新聞と日経新聞にも広告を定期出稿している。そんな同誌の最新号(2016年8月号)での巻頭特集記事は「賃貸住宅で起きた驚きの事件」で、「近所で飼われていたワニが逃げ出してアパート敷地内に出没し大パニック」など刺激的な見出しが躍る。
しかし、さすが専門誌と思わせるのは、こうした事例を単なる仰天話で終わらせず、対策方法を示して実用記事に仕上げているところだ。例えば、こんな事例が紹介されている。
〈管理物件に仲介業者から内見の依頼があり、名刺のファックスを確認してキーボックスナンバー(部屋の鍵に相当)を伝えた。翌日、内見の結果をヒアリングしようと電話を掛けたがつながらず、どんな会社なのか気になって調べてみたところ、電話番号で検索しても何も出てこなかった〉
窃盗団が、仲介業者を装って部屋のキーボックスナンバーを入手し、空き部屋の住人になりすまし、不正な宅配便の受け取りに利用しようとしていたのだ。
記事では、〈名刺faxだけでなく担当者の身分証を送らないと内見させない〉といった対策を伝授している。
他にも、賃貸物件が振り込め詐欺集団のアジトにされていた事件や、隣の住人がベランダ越しに若い女性の部屋を盗撮していた事件、物件の原状回復工事の合間にエアコン室外機が盗まれた事件など、えげつない事例が紹介されている。
同誌はこうしたディープな情報をどうやって集めているのか。『家主と地主』編集長の永井ゆかり氏が語る。
「『家主と地主』はそれ以前の業界新聞から数えると27年の歴史があり、全国に賃貸不動産オーナーや管理会社などのネットワークができているからこそ、細かな情報が集まってくるのです」
特集の最後には、「専門家に聞く! 事件に巻き込まれそうな時は契約の解除ができるのか?」と題したコラムがあり、弁護士が読者の質問に答えている。
入居者が刑事事件で逮捕された場合、それを理由に賃貸契約を解除できるのかという問いに対し、〈賃貸借契約を解除するためには、賃借人に債務不履行ないし義務違反があることを前提としています〉とし、家賃を真面目に払っている限り、逮捕されただけで契約解除することは難しいと回答している。家主には厳しい法の規定である。
※週刊ポスト2016年8月19・26日号
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裏切り防止に“交際相手連絡先”、容疑の“詐欺”リーダーら逮捕
TBS系(JNN) 8月18日(木)12時57分配信
オレオレ詐欺の現金受け取り役のリーダーの男らが警視庁に逮捕されました。男らは現金受け取り役のメンバーが裏切らないようにするため、交際相手の連絡先を聞き出していました。逮捕されたのは福岡市の無職・船田真史容疑者(30)と東京・立川市の無職・北藤直樹容疑者(24)の2人です。船田容疑者らは去年8月、81歳の女性に対し息子を装って電話をかけ「会社の女と出来て子どもをおろした」などとうそを言って、現金400万円をだまし取った疑いが持たれています。
船田容疑者は現金受け取り役のリーダーで、受け取り役のメンバーが裏切らないようにするため、事前に交際相手の連絡先を聞き出していたということです。船田容疑者らは「詐欺に関わったことはない」などと容疑を否認していますが、警視庁はこのグループが少なくとも10人から1億8000万円以上をだまし取っていたとみて裏付けを進めています。(18日11:12)
最終更新:8月18日(木)14時4分
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ATM一斉不正引き出し 指示役の男ら逮捕
日本テレビ系(NNN) 8月18日(木)12時55分配信
全国のコンビニエンスストアのATMで一斉に18億円以上が不正に引き出された事件で、指示役の特殊詐欺グループの男ら4人が新たに逮捕された。警視庁によると、不正作出支払用カード電磁的記録供用などの疑いで逮捕された東京・杉並区の無職・利尚山容疑者(30)ら4人は今年5月、神奈川・相模原市のコンビニ3店舗のATMから、偽造カードで現金計600万円を不正に引き出した疑いがもたれている。
利容疑者は現金の引き出し役を集めたり、現金を回収したりする指示役で、特殊詐欺グループのメンバーでもあるという。警視庁は利容疑者が他の複数のグループにも指示していたとみて調べている。
最終更新:8月18日(木)14時16分
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