自動音声で架空請求 新手の詐欺続出に注意呼びかけ 東京
産経新聞 6月15日(水)7時55分配信
自動音声案内を使った新手の特殊詐欺の電話が今年2月以降、都内で続いていることが14日、警視庁犯罪抑止対策本部への取材で分かった。現金の被害も発生しており、犯抑本部は注意を呼びかけている。
犯抑本部によると、5月27日、世田谷区の20代の女性会社員の携帯電話に着信があり、かけ直すと自動音声で「有料コンテンツの料金管理センターです。未払い料金が発生しています」などと、嘘の案内があった。
案内に従うと、担当を名乗る男に代わり、「コンビニで支払いができる」などと告げられた。その後、指示に沿ってコンビニ店のチケット予約のできる端末で現金9万8千円を支払わされた。
有料サイトやNTT、郵便局を装う同様の自動音声の電話が都内で今年2月以降、今月13日までに172件発生しており、いずれも利用料を架空請求する内容だったという。
犯抑本部は同じ自動音声案内でも電話番号や内容などが異なることから、複数のグループが関わっている可能性もあるとみている。
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「同人しくじり先生」売り子に交通費を振り込んだら「音信不通」に…犯罪では?
弁護士ドットコム 6月15日(水)9時56分配信
同人誌を製作するなかでの失敗談をつづった「#同人しくじり先生」が、ツイッター上で密かな話題になっている。そんな中、「売り子やります」と連絡してきた人と「音信不通になってしまった」という作者のつぶやきが注目を集めた。
ツイッターの投稿者(作者)によれば、ネット上で見ず知らずの人から「コス売り子(編集部注:コスプレして同人誌を売ること)募集してますか!」と連絡が入ったそう。それに対して、投稿者は売り子を頼むことにしたという。
その後、応募者から「交通費お願いします!」、「衣装買ってコンビニに送って下さい!」と連絡が入り、投稿者は交通費とコスプレ用の衣装を支給。ところが、それを最後に応募者からの連絡が途絶えてしまい、投稿者が「衣装受け取れましたか!」、「当日よろしくお願いします!」と連絡をしても無視されたという。
このつぶやきに対し、「やはり同じような事はどこでも起きてるのですね」や「詐欺事件だ」などのコメントが寄せられている。連絡がとれなくなった理由は明らかではないが、交通費や衣装を発送させたうえで、意図的に連絡を絶ったのだとすれば、犯罪にあたらないのか。吉田要介弁護士に聞いた。
●詐欺罪にあたる可能性がある
「売り子をする気がないのに、すると偽って、交通費やコスプレ用の衣装の支給を依頼し、
その支給を受ければ、詐欺罪が成立します。
もっとも、応募者が交通費やコスプレ用の衣装の支給を依頼した時点で、売り子をする気があったのであれば、詐欺の故意はなかったことになります。その後、売り子をすることをやめて、連絡を意図的に絶ったとしても詐欺罪にはなりません。
つまり、交通費やコスプレ用の衣装の支給の前に、売り子をする気があったどうかが詐欺罪の成否をわけるポイントになります」
吉田弁護士はこのように述べる。心の内は簡単には見えないように思われるが、本人が「だますつもりはなかった」と言ったような場合でも、故意があったと認められるのか。
「『だますつもりはなかった』と強弁されても、その言い分が明らかにおかしく、当初から売り子をする気があったとは考えられない事情があれば、詐欺の故意が認められ、詐欺罪が成立します。
具体的には、およそ当日対応できない多数の人に対して交通費やコスプレ用の衣装の支給を依頼したり、当日海外に行く用事があるなど、当日売り子をすることができないことが明らかな場合や、何度もこうしたことを繰り返している場合などです。
こうした事情があれば、当初から売り子をする気があったとは考えられない事情にあたり、詐欺の故意があったと認められると思います。
なお、詐欺罪が成立してもしなくても、民事上の責任はありますので、支給した交通費や衣装の返還を求めることはできます」
吉田弁護士はこのように述べていた。
【取材協力弁護士】
吉田 要介(よしだ・ようすけ)弁護士
千葉県弁護士会所属。日弁連子どもの権利委員会事務局次長,千葉県弁護士会刑事弁護センター委員。法律を「知らないこと」で不利益を被る人を少しでも減らすべく、刑事事件、少年事件、家事事件、一般民事事件等幅広く手がけ、活動している。
事務所名:ときわ綜合法律事務所
事務所URL:http://www.tokiwa-lawoffice.com
弁護士ドットコムニュース編集部
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辻希美 ワンクリック詐欺にあった 夫杉浦も同じ詐欺に、夫婦そろってなぜ
デイリースポーツ 6月15日(水)0時1分配信
元モーニング娘の辻希美が14日、フジテレビ系の「有吉弘行のダレトク!?」(火曜後11・00)に出演し、ワンクリック詐欺に引っかかったことを告白した。銀行に行き、ATMで振り込みの操作をしようとしたがギリギリのタイミングで母親から諭され被害は免れた。夫で俳優の杉浦太陽に後で報告したところ、杉浦も同じ詐欺にあったことを明かしたという。
辻がワンクリック詐欺の被害にあったことを明かすと、MCの有吉弘行が「エロサイト見てたの?」と質問。辻は「そうなんです」と自白した。「『辻希美のエロ画像』ってあって。何だろうと思って」と自身の画像に興味を持ってしまったことがあだになった。
辻は「ちょっと見てみようと思って押したら、どこかの会社に電話がかかって。ヤバイと思って消したら通話になっちゃったみたいでそこからもう電話の嵐で」と被害者らしく詳細に明かした。辻は名前も電話番号も全部話してしまったという。最初の請求金額は8万円だったが、「振り込まないんでどんどんどんどん1時間ごとに増えて」と振り返った。
共演した陣内智則が「そんなん払わなくていい」と話すと、辻は「だれにも相談できなくて。エロ画像を見たってだれにも言えなくて…」と詐欺側の思うつぼにはまってしまったことを告白した。
辻は「最終的に何十万円となって。とりあえず銀行に行こうと思って。ATMの前に行ってやろうとするじゃないですか」とキーを押すしぐさをした。その上で「振り込み方、知らないんです」と話すと全員が爆笑し、陣内は「良かったな、アホで」と皮肉をまじえて慰めた。
辻は母親に電話。「今すぐ振り込まなくちゃいけないから振り込み方を教えて」と事情を話したところ、母親は「バカじゃないの。とりあえず無視しなさい」とアドバイス。請求は止まった。
有吉が「ダンナに言った?」と杉浦に話したかどうか質問。辻は「言いました。そしたら同じ詐欺にあってて」と夫婦そろって「辻希美のエロ画像」をクリックしたことが判明し、共演者全員が大爆笑した。
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特殊詐欺被害 昨年の2倍 京都府警、防止へ緊急会議
京都新聞 6月14日(火)22時30分配信
京都府内で今年に把握された特殊詐欺の被害額が約4億3千万円(5月末暫定値)で前年同期の2倍超に上ることが14日、分かった。府警は同日、京都市上京区の府警本部で緊急会議を開き、関係団体と被害防止策について協議した。
府警によると、被害は3~4月に急増し、前年同期に比べて約2億4千万円増えた。高額被害が目立ち、1人当たり100万円を超える被害が30件と、全63件の被害の半数を占めた。
会議には、府や京都市、金融機関、宅配業者の担当者ら計約40人が出席した。被害集中時、府警が従来、発令していた3段階の警報を新たに「特殊詐欺特別警報」に統一し、行政機関や病院など官民一体となって情報に触れる機会が少ない高齢者らに確実に防犯情報を伝えることを確認した。
被害者の大半が、銀行などで現金を準備しており、金融機関にはあらためて水際対策での協力を求めた。府警の坂井孝行本部長は「危機的状況。卑劣な特殊詐欺が1件でも減ることを期待する」と述べた。
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