今日は何の日?:「フィッシング詐欺」で日本発の逮捕者(6月13日)
ITmedia PC USER 6月13日(月)6時10分配信
2005年6月13日、フィッシング詐欺をした大阪市の会社員の男性が著作権法違反と不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕され、日本国内で初めてフィッシング詐欺が摘発されたケースとなりました。
【フィッシング詐欺で初逮捕】
調べによると、男性は「Yahoo!JAPANトップページ」に似せたサイトを構築してネット上に公開。ユーザーのIDやパスワードを不正に入手した後に、本物のYahoo!にアクセスしてメールを盗み見るなどの不正アクセス行為をしていた疑いがありました。
また、公開した偽サイトがYahoo!ロゴを1文字改造した「Yafoo」というロゴだった上にWebデザインもそっくりだったため、著作権を侵害しているとしてヤフーから著作権法違反の被害届も出される事態へと発展しました。
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息子装いオレオレ詐欺 加古川の高齢女性1200万円だまし取られる
産経新聞 6月11日(土)23時9分配信
兵庫県警加古川署は11日、同県加古川市の無職女性(86)が息子を名乗る男らに、現金1200万円をだまし取られる被害にあったと発表した。同署が詐欺事件として捜査している。
同署によると、今月7日、女性宅に次男を装った男から「友人と2人で投資をして会社の金を使い込んだ。700万円を貸してほしい」などと電話があった。女性は8日に息子の同僚を名乗る男に、市内の路上で現金700万円を手渡した。
9日にも次男をかたって「2人分を払わないと返済したことにならない」と電話があり、男に市内の路上で500万円を渡した。女性が11日に次男に確認したところ、詐欺と分かり、次男が110番した。
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たった2時間で「14億円」不正引き出し~日本のコンビニATMのセキュリティはこんなにも甘かった! 犯罪グループの全貌
現代ビジネス 6月11日(土)12時1分配信
「最初は、何が起きているかまったくわかりませんでした。把握できたのは、短時間で異常な額が引き出されているということだけ。慌ててカードの発行元と我々を結んでいるネットワーク会社に連絡し、そこから警察へと通報。そこでようやく、多額の現金を不正に引き出されたことが明らかになりました。
お客様の利便性を高めるために、国内でいち早く24時間ATMを利用できるようにし、海外の銀行のカードも使えるようにしていたがゆえに、我々の銀行が狙われたのかもしれません」(セブン銀行関係者)
全国17都府県のATMで、14億4000万円に及ぶ多額の現金が一斉に引き出されるという前代未聞の犯罪が明らかになった。
犯行に使用されたATMは1400台。使われた偽造キャッシュカードはおよそ1600枚とみられる。
犯行グループは少なくとも100人。犯行にかかった時間はわずか2時間あまり。セブン銀行のキャッシュカードによる引き出し上限額は1回10万円のため、単純計算で、この短時間で1万4000回の取引が行われていたことになる。
驚くほどの手際の良さ。いったい誰が、これほどの大規模な犯罪をやってのけたのか。
「捜査陣も正直、混乱しています。クレジットカード偽造集団の取り締まりを専門に行う、『組織犯罪対策特別捜査隊』が動いていますが、いまだ全貌はつかめていません。
ただ、犯行に使われたのは、南アフリカにあるスタンダードバンクという銀行のカード情報であること。そして、犯行現場となったATMに中国語が書かれた焼き肉屋のポイントカードが残されていたことはわかっています。中国人を中心とする犯罪組織が南アフリカの銀行からカード情報を盗み、その情報を焼き肉屋のカードに貼り付けて、日本で犯行に及んだと考えられます」(警察庁捜査関係者)
世界各地を股にかけた国際犯罪。具体的には、どういった手口なのか。
南アフリカの大手新聞社デイリー・ディスパッチ紙の記者、エステレ・エリス氏が言う。
「実は'11年に、同様の犯罪が南アフリカでも起きています。同年9月、マレーシア国籍のジェイソン・フイ・ウーイとリム・チョン・リ、中国国籍のフイ・ユーの3名が逮捕されました。いずれも、カードスキミングに長けたシンジケートのメンバーです。
彼らの手口は、ATMに特殊な装置を置き、利用者のカード情報を盗み取り、それを別のカードに書き写して使用するというもの。シンジケートは、南アフリカのショッピングセンターなどに置かれたスタンダードバンクのATMにこの装置を設置し、100万人以上のカード情報を盗み取っていました。押収できなかったものもあるはずですから、盗まれたカード情報はさらに膨大な数にのぼるでしょう。
手口から見て、今回、日本で起きた事件の『首謀者』が、このシンジケートであることは間違いありません。南アフリカにいる手下が、ATMから情報を抜き取り、中国本土に送り、その情報を書き込んだカードを日本で使用したんです」
では、今回、日本が狙われたのはなぜか。
セキュリティ問題に詳しい慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授の土屋大洋氏が解説する。
「世界的にカード犯罪に関する対策はきつくなってきているなか、日本はその対応が遅れていた。そこで、『日本でやってみるか』と目をつけたんでしょう。一斉にカネを引き出す態勢さえとれていれば、日本のコンビニATMのセキュリティは甘いですからね」
とはいえ、日本の土地勘もなく、犯罪者集団として認識されている「スキミングシンジケート」が独自に動いたとは考えにくい。どうやら、日本国内に「共犯者」がいたようだ。
「日本の特殊詐欺グループと協力し、犯行に及んだと見られています。昨年1年間の特殊詐欺による被害額は約476億円と、最悪だった'14年から15%減少。取り締まりの強化により、国内の詐欺グループとしては『次の手』を考えていたところでしたからね。
まだ確証はありませんが、在日中国人を中心として構成された半グレ集団が、中国のシンジケートと連携したのかもしれません。彼らならば、100人以上とされる『出し子(ATMからカネを引き出す役)』を用意するノウハウがある。
各地に散らばった番頭格にメールの架空アカウントなどを使って送信履歴が残らないように連絡をとり、それぞれがまた出し子を招集すれば、ねずみ算式に実働部隊の数はどんどん増えていきます」(前出の捜査関係者)
実行犯グループの全貌の把握と、セキュリティ対策が急がれる。
「週刊現代」2016年6月11日号より
週刊現代
最終更新:6月12日(日)4時51分
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市原で電話de詐欺 61歳男性1000万円被害 千葉
産経新聞 6月11日(土)7時55分配信
市原署は10日、市原市西広の男性会社員(61)が次男を名乗る男らに、現金1千万円を詐取されたと発表した。同署は詐欺事件として捜査している。
同署によると、7日午後9時ごろ、男性方に次男をかたる男から「携帯電話が壊れたので番号が変わった」と電話があった後、「株取引の損失を埋めるため会社のカネを横領した」「補填(ほてん)すれば上司が丸く収めてくれる」などと続けて電話があり、男性は翌日午後3時ごろ、JR千葉駅で、息子の同僚を名乗る女に1千万円を手渡した。
女は155センチくらいで、黒いパンツスーツにピンク色のブラウス姿だった。
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