情報書き込み、焼き肉店カードに…不正引き出し
読売新聞 5月23日(月)7時13分配信
全国17都府県のコンビニの現金自動預け払い機(ATM)から現金約14億4000万円が不正に引き出された事件で、ATMから焼き肉店の顧客カード6枚が発見されていたことが、捜査関係者への取材で分かった。
いずれも南アフリカの銀行のクレジットカード情報が書き込まれた偽造カードで、機械が不正を検知してカードを回収していた。警察当局は、流出したクレジットカード情報を「空カード」に書き込んでカードを偽造する国際組織が関与していたとみて調べている。
捜査関係者によると、今月15日早朝、東京や愛知、大阪、福岡など17都府県のコンビニに設置されたセブン銀行などのATM約1400台で、南アのスタンダード銀行が発行したクレジットカード約1600枚分の情報が計約1万4000回使われ、総額約14億4000万円が引き出された。
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送

特殊詐欺撲滅へ 大学生が高齢者宅訪問/富山
チューリップテレビ 5月22日(日)22時19分配信
狙われやすい高齢者に特殊詐欺被害防止を呼びかけようと21日、富山大学の学生たちが自宅を訪問し犯行手口などが書かれたチラシを配りました。
富山大学と富山西警察署では去年から共同で特殊詐欺の被害防止を呼びかけています。
21日はボランティアサークル『MEETS(ミーツ)』のメンバー7人が警察官ともに五福地区の高齢者宅を訪れチラシを配っていました。
県警によりますと今年4月末までの特殊詐欺被害件数は40件で被害総額は9800万円近くに上ります。
警察では不審な電話があった際相談するよう呼びかけています。
チューリップテレビ
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送

元日本ハム投手を逮捕 架空投資話で現金詐取した疑い
朝日新聞デジタル 5月22日(日)17時35分配信
架空の投資話で高齢者から現金をだましとったなどとして、プロ野球日本ハムの元投手、角田(つのだ)満(みつる)容疑者(49)=神奈川県茅ケ崎市=が大阪府警と兵庫県警に詐欺容疑などで逮捕されていたことが22日、捜査関係者への取材でわかった。角田容疑者は既に起訴され、現在大阪地裁で公判中。ほかに3人の男が同じ容疑で逮捕されている。
起訴状によると、角田被告は3人と共謀し、架空の金融取引業者「アジア総研」の社員を名乗り、「『足利ホールディングス(HD)』(宇都宮市)の株を買えばもうかる。自分が代理購入する」と大阪府箕面市の高齢女性に提示。実際は株を購入せずに、「株の利益を振り込むには税金が必要」などとして昨年5~6月、女性から2度にわたり、現金計約420万円を詐取したとされる。
同HDは2003年に経営破綻(はたん)し、一時国有化された足利銀行(同)を傘下に持ち、13年に東京証券取引所1部に再上場。検察側は角田被告が4人のリーダー役で、詐取した金の半分程度を得たと主張している。
球団によると、角田被告は1987年に日本ハムに入団。91年に1軍で1試合登板し、同年引退した。
朝日新聞社
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送

ニセ電話詐欺 佐賀県の被害1億円超す
佐賀新聞 5月21日(土)10時49分配信
佐賀県内で今年発生したニセ電話詐欺の被害総額が16日に1億円を超えた。前年と比べると、同じ時期より約6千万円多く、半年ほど早く1億円に達した。県警は「不審な電話が掛かってきたら、まずは警察や家族に相談を」と厳重な警戒を呼び掛けている。
県警が20日に発表した。これまでに29件を把握し、内訳は、電話口で息子を装って現金をだまし取る「オレオレ詐欺」が13件で最も多い。次いで還付金詐欺が7件、架空請求詐欺が6件。被害額が最も高いのは60代女性のケースで、未公開株の代理購入をすれば報酬を支払うと持ち掛けられたニセ電話詐欺で2300万円をだまし取られた。
金融機関での水際対策が徹底されてきたため、今年は現金を直接受け取る手口が増加傾向にある。
年間の被害総額が初めて2億円を超えた前年を上回るペースで被害が拡大していることについて県警生活安全企画課は、危機的な状況と受け止めている。啓発活動に加え、「だまされた振り作戦を強力に推進していく」と話し、警察退職者らがおとりになって摘発につなげる取り組みを強めていく。
格安IP電話・レンタル携帯・逆転送
