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「龍角散」元部長を逮捕 会社から合計8800万円詐取か、タイの女性にアパート

産経新聞 2月22日(月)18時8分配信

勤務先の製薬会社「龍角散」(東京都千代田区)に架空発注を繰り返して現金をだまし取ったとして、警視庁万世橋署は詐欺容疑で、横浜市戸塚区南舞岡、同社マーケティング部元部長で派遣社員、武藤毅容疑者(58)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。

 武藤容疑者は都内の広告製作会社社長と共謀し、広告制作の委託料名目で、平成17年10月~25年4月、49回にわたり、龍角散から計約8800万円をだまし取ったとされる。武藤容疑者から持ちかけ、詐取金の7割を武藤容疑者、3割を広告制作会社で分けていた。

 同署によると、武藤容疑者は「日本で知り合ったタイ人女性のため、タイにアパートを建設したり、渡航したりするのに使った」と供述しているという。

 逮捕容疑は、24年8月~25年3月、7回にわたり、架空の請求書で龍角散から約2千万円をだまし取ったとしている。25年4月、新たに5千万円の請求が来たため、不審に思った龍角散が社内調査を行って発覚した。




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同じメガバンクを何度もだました詐欺師 30億円のジェット機に担当者を乗せて融資引き出す「錬金術」

産経新聞 2月22日(月)17時5分配信


 数々のペーパーカンパニーや偽名を使い、銀行から1億円単位で融資を不正に受けていた詐欺グループが逮捕された。融資の審査担当者をだますため、取引記録や決算書類の偽造はお手の物。30億円以上もするビジネスジェットまで購入する徹底ぶりで、銀行の融資担当者を手玉に取った。無から無限の金を引き出す“錬金術”のあきれた手口とは-。

 ■詐取した融資は5億円超 被害はさらに拡大か

 数年前、いまや国際空港として世界中から航空機が飛び交う羽田空港。みずほ銀行神谷町支店の融資担当者の眼前に現れたのは、30億円を超える本物のビジネスジェットだった。

 担当者は、ジェットの所有会社を名乗る男らに勧められるまま機体に乗り込んだ。窓の外に見える東京都下の風景は、高度を上げるごとに小さくなっていく。自らが融資を決めた巨額の資金も、その風景と同様、徐々に消えていってしまうとは知りもしなかった。

 ジェットを用意したのは、3人の詐欺師だった。

 昨年12月から2月にかけて、警視庁捜査2課は詐欺容疑で、会社役員の西田信義容疑者(69)ら3人を3度にわたって逮捕した。3回の逮捕容疑とも、いずれも実体のない会社を取引実績があるとみせかけて、銀行から巨額の融資を引き出してだまし取る手口だった。

 いずれも被害者となったのは3大メガバンクの一角のみずほ銀行だが、捜査2課はほかの金融機関からも1億円単位で融資を引き出してだまし取っていたとみて調べている。

 ■30億のジェット機で審査担当者を手玉に

 西田容疑者らの目に銀行は、さしずめ限度額のない現金自動預払機(ATM)のように写っていたのかもしれない。ビジネスジェット機に米軍施設…。融資の現場ではあまり耳にすることのないキーワードを、詐欺の枕詞として繰り出し続けていた。

 ビジネスジェットを見せつけて計1億円をだまし取ったみずほ銀行神谷町支店の融資担当者に対しては、品川区の航空機運航会社を名乗って接近した。

 30億円以上するビジネスジェットを別の関連会社名義で購入し、担当者も乗せるだけでなく、銀行にはフライトスケジュールなども提出。全くのでたらめだったが、ビジネスジェットはちゃっかり別会社に貸してリース料を得ていた。

 みずほ銀行五反田支店には「米軍施設にさまざまな機器を納入している」などと言って、20年8月に設立した別のペーパーカンパニーを名乗って融資を申し込んだ。

 西田容疑者らが所有していた国内外の複数の口座間で手持ちの資金を出し入れして、実際に米軍などと多数の取引があるように見せかけ、それに合わせて決算書類も偽造。何度も小口の融資を受けてはきっちり返済することで、銀行側の信頼を獲得していった。

 結局、五反田支店から21年4~7月に3億円を借り入れたほか、同年10月にも「法人税に5700万円、賞与に5千万円を支払う予定」などと説明して1億700万円をだまし取った。

 ■「つなぎ融資」「偽名」…だましの技術がてんこ盛り

 なぜ、複数の金融機関はだまされ続けたのか。

 企業にとって、融資は事業の拡大だけでなく、運転資金の確保という面からも欠かせない要素。一方、銀行側からすれば、数億円にも上る融資が焦げ付いては元も子もなく、審査が甘いはずはない。管理職や支店長など複数の目を通されるはずだ。

 捜査関係者は、西田容疑者らが融資を申し込む「名目」に注目する。

 捜査2課によると、西田容疑者らが申し込んだ融資は、ほとんどが法人税や賞与のためのつなぎ資金。要は、予想以上に法人税や賞与を払うことになったため、事前に借り入れが必要というわけだ。

 捜査関係者は「法人税は利益が出ないとかからないし、賞与は業績がよくなければ増えない。どちらも急に入り用になるということは、『それだけ業績が好調だ』と印象づけようとしたのでは」と分析する。

 古典的だが「偽名」の活用も有効だった。西田容疑者は「大和田透」と偽名を名乗り、別の容疑者も旧姓を使っていた。

 同じ名前で複数の巨額融資を申し込めば銀行の警戒はいやが上にも増すが、名前も会社名も毎回違えば、厳しい審査の間隙を縫うこともできる。

 捜査関係者は「銀行側が同一人物と判定できていないため、この3人が関わった事件がどれほどあって、被害はどれくらいかという全体像の把握も難しくなっている」と明かす。

 ■実はさほど潤わず…実態は自転車操業

 鮮やかに銀行を手玉にとり続けていたように見える西田容疑者らだが、ふところ事情はそれほど潤っていたわけでもなさそうだ。

 それもそのはず。1つの企業を偽装するのに30億円以上もするビジネスジェット機を購入していては、1億円程度だまし取っただけでは割に合わない。

 捜査関係者は「西田容疑者らは生まれながらの詐欺師」と断言とした上で、こう推測する。「取引を偽装するために金を回して回して、舞台装置を用意して、その借金を返して、と金を動かし続けて自転車操業で詐欺を続けていたのでは」

 詐欺師のライフワークに糧にされては銀行もたまらない。



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呼び出し型詐欺、舞台はJR新神戸駅 九州の高齢者誘い出す

神戸新聞NEXT 2月22日(月)17時0分配信


 新幹線などで遠方へ誘い出し、現金をだまし取る特殊詐欺被害の増加に伴い、九州の高齢者がJR新神戸駅(神戸市中央区)に呼び出されるケースが相次いでいる。兵庫県警は昨年9月以降、少なくとも十数件の被害を確認しているが、複数県をまたぐため全容は把握できていないという。兵庫が犯罪の舞台にならないように県警も駅放送やタクシー運転手による声掛けなど対策に乗り出している。

 「株に手を出して会社の金を使い込んでしまった。500万円が必要」。昨年11月17日、熊本県に住む女性(82)に息子を名乗る男から電話があった。女性は現金を用意し、新幹線で新神戸駅へ。降車後、男の指示に従いタクシーで阪神岩屋駅に向かい、駅近くで弁護士事務所員を名乗る男に現金を手渡した。

 翌18日にも同様の手口で新神戸駅へ誘導された同県の女性(76)が阪急王子公園駅近くで500万円をだまし取られた。

 「呼び出し型」などと呼ばれる特殊詐欺の被害は東京や大阪などの大都市で多発。地方都市に呼び出されるケースも相次いでおり、被害者の移動方法は新幹線だけでなく、空路の場合もある。

 帰宅後、被害に気付いて地元警察に届け出ることもあり、現金の受け渡し場所別の被害集計はないという。兵庫県警が把握する新神戸駅を使った被害のうち、大半は65歳以上の女性で、駅に到着後、タクシーで移動させられ、現金を渡すパターンが多いという。

 県警生活安全企画課の担当者は「新神戸駅で被害が目立つが、県内のどの新幹線駅でも起こりうる。土地勘のない場所で不安をあおるのが犯人の狙い」と分析する。

 同課は昨年12月下旬、プロ野球・阪神タイガースの金本知憲監督を起用した啓発ポスターを作製し、県内の新幹線全4駅(新神戸、西明石、姫路、相生)に掲示。駅構内では電光掲示板や放送で「必ず誰かに相談を」と呼び掛け、タクシー会社にも乗客への声掛けを要請している。

 同課は「被害の実態を知ってもらい、県内から出発する人にも県外から到着した人にも注意を呼び掛けたい」としている。(竹本拓也)



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振り込め詐欺のコンビニ利用増加 電子マネーを使わせる例も

NEWS ポストセブン 2月22日(月)16時0分配信

目立ち始めたオレオレ詐欺などの“特殊詐欺”。これは、犯人が不特定の人に対して電話などで連絡し、対面せず、金品を騙し取る詐欺の総称だ。

 警視庁調べによる全国の特殊詐欺被害状況のグラフを見ると、2008年の約2万件から2009年には5000件強といったんは全国的に減少したものの、その後、手口が巧妙化し、再び増加傾向にある。2014年には、約28000件にも到達した。

 それらの特殊詐欺を専門とする、警視庁・特殊詐欺対策担当管理官の芝山賢一さんは、こう指摘する。

「騙されるのは、注意力のない人や欲張りな人と思われるかもしれませんが、よく言われるように、“自分だけは大丈夫”と考える人ほど騙されやすいのが現実。誰もが被害者になりうるのです」

 特に、オレオレ詐欺に代表される親族や身内の情につけ込む手口は、「携帯電話をなくした」「会社の金を使い込んだ」など息子や娘になりすましたり、仕事がらみを装う例が多く、これに加え、最近は流出名簿から妻の名前も調べ上げ、「加奈子(妻の名前)には知られたくない」などと悲痛な声で訴えるケースも登場。具体的な個人名が出ると、わが子と信じてしまう老親が多い。

「ましてや電話口で泣きじゃくったり、孫を名乗ったりすれば、本人かどうかの判別は難しいもの。しかも“劇場型”といって、上司役や弁護士役、警察官役など数人で、数回にわたって巧妙な電話をかけてきます」(芝山さん・以下「」内同)

 情報流出の多い昨今では、自分や親の個人情報はある程度漏れていると思って、備えを強化したいものだ。

 警視庁調べによると、2015年の都内の特殊詐欺は、被害件数・被害額とも2年連続で2割近く減少した。しかし被害者の88%は60代以上で、そのうちの77%を女性が占めることがわかっている。

 また、被害額が大きいのはオレオレ詐欺だが、手口の多様化が進み、特に架空請求詐欺の被害は2割以上増え、電子マネーで支払わせる方法が一昨年の5倍も増えている。

「振り込め詐欺のコンビニ利用は増加傾向にあります。なぜなら、宅配便もATMも使えて、電子マネーも購入できる、詐欺グループに便利な場所だから。最近は、金融機関の窓口でお金が引き出しにくくなったため、お金の受け渡しも上京型や手渡しが多くなり、高齢者をバイトと偽って受け子に仕立てあげるなど、犯人側も用心深くなっています」

※女性セブン2016年3月3日号



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