リフォーム詐欺団逮捕 被害3千万円超 屋号など頻繁に変更
神戸新聞NEXT 1月28日(木)14時1分配信
不要な住宅リフォームを持ち掛けて、現金をだまし取ったとして、兵庫県警生活経済課と東灘署などは28日、詐欺と特定商取引法違反(不実の告知)の疑いで、西宮市の建築作業員(30)ら3人を逮捕、さらに1人の逮捕状を取った。4人をめぐっては、リフォーム工事代をだまし取られたとの相談が兵庫、大阪の高齢者数十人から消費者センターなどに届いており、被害総額は3千万円以上とみられる。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、4人は2013年ごろから配管の点検・清掃業者を名乗って、「家の床下を見せてほしい」と高齢者宅を訪問。床下に入った後、「水が漏れている。配管工事が必要」「シロアリが出ている。このままでは家が傾く」などとうそを告げて、工事を行ったとして代金を受け取っていた。多くが必要のない工事だったとみられる。
4人はリフォーム会社の屋号や代表者を頻繁に替えており、県警は高齢者からの苦情が届きにくいようにして、営業を続けるためだったとみている。県警は同日午前、大阪府豊中市にある会社事務所などを捜索した。
4人は昨年8月、加古川市の70代の男性に、「床下の水漏れ工事が必要」などとうそを言って、現金数万円をだまし取った疑いが持たれている。
詐欺グループの指示役とみられる男を逮捕 7,000万円以上詐取か
フジテレビ系(FNN) 1月28日(木)7時14分配信
職業不詳の香取和則容疑者(31)は、2015年7月、茨城県の76歳の女性に対し、医療費などの還付金が受けられるとだまし、現金およそ40万円をATM(現金自動預払機)で振り込ませた疑いが持たれている。
香取容疑者は、2015年7月に摘発された詐欺グループの指示役とみられているが、「わかりません」などと、容疑を否認している。
警視庁は、このグループが、還付金詐欺や投資詐欺で、少なくとも7,300万円の犯行を繰り返していたとみて調べている。
最終更新:1月28日(木)7時14分
「金使い込んだ」長男装う手渡し詐欺 無職男性、1千万円被害/狭山
埼玉新聞 1月27日(水)23時5分配信
26日午後5時45分ごろ、狭山市の無職男性(65)が「1千万円をだまし取られた」と狭山署に届け出た。
同署によると、26日午前11時ごろから数回、男性方に長男を装う男から「株取引の損失補てんに会社の金を使い込んでしまった」「監査があるので、お金を用意してほしい」と電話があった。
県内に暮らす会社員の長男(36)と思い込んだ男性は、同日午後3時10分ごろ、東武東上線朝霞駅前の路上で、会社の関係者を装う男に用意した現金1千万円を手渡した。
男性はその後、長男と連絡を取りだまされたことが分かった。現金を受け取った男は10代後半から20代前半でスーツ姿だった。
特殊詐欺被害 大阪は年間41億円 過去最悪
毎日放送 1月28日(木)11時48分配信
警察が去年に把握した振り込め詐欺など特殊詐欺の被害額は、全国的には減少した一方、大阪府では41億円を超え、過去最悪となりました。
警察庁によりますと、去年1年間の全国での特殊詐欺の認知件数は1万3828件で、被害額は約476億8000万円と、前年に比べ約89億円減りました。
一方、大阪府は認知件数が1170件、被害額が約41億4000万円で、ともに過去最悪となり、兵庫や京都でも認知件数が前年より増えました。
中でも大阪では、高齢の女性が、名義貸しトラブルの解決金名目で2億円を超える現金をだまし取られる事件が2件あったということです。
大阪府警は、詐欺グループの犯行拠点を中心に摘発したい考えです。
毎日放送