みやぎ蔵王こけし館 | あるちゅう司法書士の思うまま

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アルコール依存症のどん底を経験、現在は司法書士として第4の人生を歩む。アルコール問題のほか旅行記、鉄ネタ、たわごと…
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 御釜の期待通りの美しい姿を見たあとは山形とは反対の宮城側へ下りていきます。  

 

 下りた先は遠刈田温泉。

 

 東北を象徴するもののひとつ、こけし。

 産地による特徴の違いでいくつかの系統に分けられるうち遠刈田系の本場。橋の両脇でもこけしが迎えてくれます。

 

 もともとは江戸時代から東北地方の温泉地で湯治客に土産物として売られるようになったというから、温泉とこけしの組み合わせはごく当たり前のことかも…

 

 温泉を少し外れたところにある「みやぎ蔵王こけし館」

 

 遠刈田系だけではなく土湯系、弥次郎系、鳴子系、作並系と各地のこけしが展示されています。

 

 系統によって異なる頭や胴の形や大きさ。顔の表情。こちらはどこか愛嬌があって親しみを感じますね。

 

 こけしを作る道具の展示や過程の説明もありました。

 

 

 せっかく遠刈田まで来たんやから作ってみようや。絵付け体験をお願いすることにしました。

 先生から遠刈田系のこけしについて詳しく説明を受けます。

 

 頭頂に赤い放射線状の飾りを描き、額から頬にかけて八の字状の赤い飾りを描く。胴は手書きの花模様で菊や梅を重ねるのが特徴だとか。

 

 人形に描く前に紙で模様や力の入れ具合を練習します。

 

 いよいよ本番。ここは真剣にそのもの。

 

 先生に最後の仕上げをしていただき

 

 完成しました。

 

 私と違って嫁さん器用ですからね。そこそこ上手くできたのではないでしょうか…

 きっと後々いい思い出になりますよ。