終わりましたよ!

 

という声を聞いて、目が覚めました。

 

が!息ができない!溺れてる!?

 

そう思った瞬間、息ができました。

 

これはタイミングずれているのかな・・・。

 

次の瞬間、腹部に激痛が!

 

「痛い!」というと、看護師さんが

 

「じゃあ、このボタン押して。麻酔出るから」

 

と硬膜外麻酔のボタンを渡される。

 

押すと、背中のカテーテルから麻酔が出る仕組み。

 

その後、ベッドに1,2,3で移されて病棟の回復室へ。

 

病棟の看護師さんに手術の感想を聞かれる。

 

今、聞くのか・・・と思いながら、

 

「思ったより痛い」と掠れ声で答える私。

 

よく術後は喉が痛いと聞きますが、私は痛くないけども嗄声。

 

 

回復室に着くと、不織布の服を着せられて

 

心電図、経鼻酸素、パルスオキシメーター、血圧計、

 

足に血栓予防のマッサージ機を装着。

 

唯一自由なのが右手腕のみ。

 

体中からコードが出てる状態で両親が入室。

 

 

切除した右半結腸とリンパ節、ガン腫瘍を両親に見せたそうで。

 

いや、見せるって聞いてましたけども。見せたくないよね・・・。

 

先生がきれいに取ってくれたから。と言ってました。

 

 

術後は震えるぐらい寒いと聞いていたので、

 

看護師さんが電気毛布を用意してくれたのですが・・・。

 

私は逆に暑くて、汗をだらだら流してました。

 

仕舞には布団を半分にして柵に橋みたいに掛けてもらいました。

 

家族は寒いと言ってたけども、私はちょうどいい。

 

正直、息をするだけでも痛い。1㎝でも動けば・・・。

 

なのに、母がやたらと話しかけてくる。

 

 

看護師さんが体の向きを変えましょうか?

 

って言ってるのに断る私。仰向けのまま。

 

後々考えると、断ってはダメでした。マジで。

 

家族も帰り、回復室に1人になると

 

痛いのと不安とで押しつぶされそうでした。

 

しかも、眠れない。

 

時々、看護師さんが体の下に手を入れて除圧してくれる。

 

朝までうつろな状態でした。