プリスティン自由が丘店でお茶会が 行われました
9月9日の重陽の節句を楽しんで頂く会です
裏千家准教授の小泉宗初先生にお越しいただきました
お点前の前に、重陽の節句についてのお話をしてくださいました
奇数は、縁起の良い陽数、偶数は、縁起の悪い陰数と考え、陽数が重なる日を
お祝いしたのが五節句の始まりです
一番大きな陽数が重なる9月9日が、五節句を締めくくる節句です
菊の節句とも呼ばれ、菊を愛でながら宴をし、長寿祈願をしていたそうです
先生がお持ち下さった菊の掛け軸
菊の花に被せ綿をし、翌朝、露を含んだ綿で身体を拭くと長生きできると
いわれていたそうです
小泉先生のお話は、重陽の節句から茶道の流派のお話など
どんどん広がりました
笑い声の中、お点前が始まり、静かな空気に変わりました
茶筅の音だけが 規則正しく響きます
そしてお菓子は、菊
心落ち着く時間を過ごされた後は、ご自分でお茶をたてていただきました
日本に四季があります
四季を大切に感じる心で伝統行事も伝えられてきたのでしょう
忙しい日々の中、ふと立ち止まって目を閉じて季節を感じる・・・
そんな時間や、繊細に感じる心を持ちたい・・・と思った朝でした