勝とうが負けようが、

パチにどっぷりとハマっている最中というのは

狂気に満ちた表情していると思ってる。


…確か、昔似た事書いた気がするな。


狂気に満ちた表情っていうのはさ


他のお客には負けたくない
怒りや嫉妬に狂った表情。

店に裏切られた事による
怨みに満ちた表情。

誰もお金の工面を助けてくれない
孤独に恐怖する表情。

勝った快感に溺れさらなる勝ちを夢見る
執念と歓喜の表情。

笑顔とも哀顔とも言えない
目まぐるしく感情が入れ替わり

もはやついていけてない。

能面のような表情。


眉間にシワを寄せながら、
必死に笑ってみせる嘘の表情。


ちょっとうまく言えないけど


今でも眉間にシワが寄る事も
ゲラゲラ笑う事だって
ぜんぜんあるけど、

そもそも動機がまるで違っていて

仕事なんかで、難しい課題を考えたり

他愛もない事がおかしくって

腹から笑ったり。


なんていうか
顔の筋肉の疲れが心地いいんだ。


やっぱり金銭的な不安や
勝ち負けのストレス…
パチ屋へ行かなきゃいけないっていう
脅迫的な心理の中では、この健全さは
なかなか手に入らないもんだね。


懐事情は相変わらずヒーヒー言ってる。


けど、
得体の知れない不安に追われる感覚は

今は無い。

必要な出費の予定も借金も含めて

見通しが立つ。


だから今に不安を感じずに安心して

毎日が送れてる。


笑ったり泣いたり、
腹を立てたり怒ったり

感じたままを表情に出せるっていう
赤ん坊の頃から誰にでも与えられたけど

パチに浸かる時間と引き換えに
簡単に明け渡してしまった権利を

今になってようやく返してもらえた気分。


どうせなら、思いっきり表情に出して

生きていきたいね。


今日一日を人間らしく。