施川ユウキの『鬱ごはん』の表紙に描かれた題字のおかげで、私は「鬱」という漢字を “絵” として示せるようにはなった！

◆ 呪文は覚えたぞ！

次の課題は、その正しい書き順を覚えて、人前でスラスラ書いて見せられるようになることだ。しかし、これは「鬱」という文字を単に絵的に再現するよりはるかに困難なことである。私は途方にくれた。

だが、この21世紀では、スマホアプリなるものがすべてを解決してくれるというではないか！　もちろん、私は時代遅れのガラケー人間だ。ただ、かろうじて、とっくに生産打ち切りとなった iPod なら手もとにある……

とりあえず目に留まったアプリで試してみれば……やったぁ！　（^0^）

まず、しょっぱなから私は間違えていた！　私は左端の「木」の字から始めていたのだ。　（^^；

そして、このばってんマーク「×」も、私は左から右の順で書いていた！　ああ、恥ずかしい！　（^^；

というわけで、漢字弱者の私でも、なんとか人前で「鬱」の字を披露できそうな気がしてきた。このアプリが旧式 iPod でも動いてくれることにもう感謝感激である。　（^0^）

だが、しばらくして私は愕然とした！　

私はもっともっとずっと簡単な漢字についてもことごとくデタラメな書き順で済ませてきたことが判明したのである！　

これはもう外国語学習なんぞにうつつを抜かしている場合ではないのだ！　う～ん、う～ん……小学生に逆戻りだあ！　（>_<）

鬱２