日本の政治家たちが話す英語
雨降りの夜はもの思いにふけることが多くなる。今夜、私は混迷が続くこの日本の舵取りを今後誰に委ねるべきか真剣に考えている……。
※
日本の歌手や俳優の英語をあれこれ品定めする試みがウェブ上で行われているが、とうとうここまで来てしまっていた! 少し古い映像が多けれど、やっぱりどれも興味深い‼ (^^;
◆ 英語が一番上手い総裁候補は誰だ!?|すなお7時間目の英語
石破茂現首相が英語を話している映像はなかったというのが笑わせてくれる。加藤勝信の映像もなかったらしい。意外に高市早苗の発音がやや不明瞭に聞こえたのが若干気になったけれど、まあ、そのあたりは私がどうこういえるものでもない。
事前に用意された原稿を読み上げるのと、衆人環視のもとでネイティブスピーカーからの質問をその場でさばくのとは大違いなので、やや公平さを欠く面もあるし、コメンテーターたちの評価もやや表層的に流れていたとは思うけれど、こういう企画はどんどんやってほしいと思う。
すでに自民党の総裁選は終了し、日本国首相も決し、それどころか、
先の衆議院議員選挙で自公の議席が過半数を割り、次の次の首相候補の名さえ複数ささやかれるなか、上記動画内でベスト・スピーカーのお墨付きを得た河野太郎の名前はさっぱり聞こえてこないようだ(まあ、動画でも英語そのもの出来はともかく、内容的にはボロボロだったと思うが) (^^;
あらためてちょっと驚いたのは、総裁選候補者らに東大、ハーバード大卒の多かったこと。だから、彼らがある程度英語を話せるのは当然としても、やっぱり、英語が話せるだけで立派な政治家というわけにはいかない。もちろん、英語を話せなければ立派ということでもないのだけれど……。
※
ちなみに、同じ総裁でも、日銀の植田総裁が話す英語は別格のようだ。国内で彼の会見の様子を見ると、どこかおどおどした、自信無げな印象しかなく、こんな人が国際会議に出て、各国要人らと対等に議論できるのか疑っていたのだが……
いやぁー、たいへん失礼いたしましたぁ! <(_ _)>
もう発音がどうこうというレベルではない‼ 「英語ができる」というのはこういうことであってほしいものだ。もちろん、その英語を存分に駆使したうえでの結果が大事なことにかわりはないけれど。
それにしても、う~ん、この人は、日本人より欧米人との会話のほうがよっぽど気楽なのかもしれない。(^^;