Monster の続巻をもとめて…
丸善の洋書そるど市で浦沢直樹の Monster の英語版第1巻から3巻までをゲットした私としては、日本語版既読で結末までわかっているとはいえ、やはり続きを英語版でも読んでみたい。
ということで、セール終了後に丸善丸の内本店の洋書コーナーを訪れてみた。
あらかじめアマゾンでの価格を見ていたので、1冊3000円を超す値付けに、若干驚きはしたけれど、まあ、丸の内界隈の客層向けにはこんなものかという感想を抱く程度だった。
でも、棚にならんだ各巻のコンディションを見て愕然としてしまった。シュリンクラップされているものの、長く日光を浴びてでもいたのか、どれも表紙まわりの退色がひどく、パッと見もう古本としかいいようがない状態なのである。
作品そのものの価値に変わりないとはいえ、これに3千なにがしのお金を支払う気には到底なれない私であった。洋書そるど市での各巻550円(500円+税)は、コンディションも完璧で、たしかにお値打ち価格だったわけである。もう二度とはないか……(^^;
第4巻以降の Monster の英語版を買えるところはもうどこにもないのだろうか? もちろん、そんなことはない! たとえば、あの紀伊國屋書店があるではないか!
エレベーターの扉が開くと、間違いなく、そこは洋書フロアだった!
紙の書籍版の Who Was ...? シリーズもちゃんと置かれている。
そして、ここでも何やらセールの気配が……(^^;
2770円(2518円+税)だった! すくなくとも外観はしっかり新本に見える! (^^; 500円近い丸善との価格差の理由はよくわからない。丸善のそるど市では NIPPAN IPS 扱いだったけれど、こちらは紀伊國屋書店が直に仕入れているのかもしれない。なかには丸善のほうが安いものもあるのだろう。それにしても、こうした価格で残り6巻を揃えるというのは……(^^;
TSUTAYA の書店でこれら英訳コミックを扱っていれば、使い道が限られてきたTポイントをエイヤッと投入できるのだけれど、あそこは、マンガの類いを置かないからなあ……。
とにかく、この Monster 英語版の入手問題は、2022年の重要課題のひとつとなりそうだ
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ちなみに、大友克洋の全集の刊行が始まったけれど、既に転売屋の魔の手がのびているようだ! (T-T)