注目の英単語本 キンドル版で半額セール | DVD放浪記

注目の英単語本 キンドル版で半額セール

 

今注目の英単語本のキンドル版が直前の価格の半額(紙書籍の半額以下)で販売されている。

 

ジャパンタイムズ社の『英語を英語で理解する 英英英単語』上級編と超上級編、そして、秀和システム社の『国際標準CEFRの英単語』初級編と中・上級編である。

 

 

 

『英語を英語で理解する 英英英単語』の2冊は、英検の上位級や TOEFL などを目指す上級学習者向けの単語集だが、タイトルにもあるように、各語(発音記号あり)の日本語の語義だけでなく、英語での定義を与えている点が特徴で、これを例文とあわせて読み込んでいくと、語のイメージが自然と浮かび上がってくる優れものだ。

 

書店で紙の書籍を覗くと、今年の2月に刊行されたものが既に3刷りになっている(ただし、キンドル版は2刷りのもの)。このレベルのものを求める人々が確実に存在しているわけだ。(^^;

 

 

 

 

いっぽう、『国際標準CEFRの英単語』の2冊は、欧州議会が定め、文科省も採用したCEFR(Common European Framework of Referance for Language)に準拠した英単語集で、その CEFR のA1からB1レベルで必須となる英単語の学習をめざしたもの。ジャパンタイムズ社の『英英英単語』のレベルとは重ならないものだ。

CEFRで見る英語・外国語検定試験|英語の友@旺文社

◆ 大学入試英語成績提供システムへの参加要件を満たしている資格・検定試験とCEFRとの対照表について|文部科学省

 

 

各単語に発音記号はなく(ただし、音声は無料ダウンロード可能)、アルファベット順に延々と並んでいくあたり、砂をかむような楽しさがあるが、(^^: 例文はよくできていると思うし、随所に添えられた注意事項も有用なものが多そう。

同一単語が異なる語義で2巻にまたがって登場するなど、かなりクセのある単語集で、使う人を選ぶかもしれないけれど、ガッツのある学習者にとっては、基本的な語彙をおさらいしていく際に頼りになりそうな本だ。

 

『国際標準CEFRの英単語』『英語を英語で理解する 英英英単語』も、キンドル版では固定レイアウト方式を採用し、書籍内の検索やキンドル内の辞書利用がかなわないのが残念(『英英英単語』には索引あり)なところではある。

 

 

以上、細かな検討は後日にまわすとして、いつまで続くキャンペーンなのか分からないので、とりあえずセール価格速報として紹介しておく。