笑味期限は賞味期限より長い？

何年ものブランクを経て、やっと最終巻まで通読した片山まさゆきの『SWEET三国志』（キンドル版全５巻）は、ナンセンスなギャグ漫画なのに、意外と本筋の要所を押さえているところがなかなかよろしい！

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まあ、アイドルをネタにしたギャグの鮮度など、とうの昔に笑味期限切れになっているはずなのに、不覚にも、私などにはいまだに笑えてしまうのがちょっと恥ずかしくもあるのだが。（^^；

例えば、旧知の仲の張遼に説得され、「100万ドルでひと晩だけ」の約束で曹操の忠臣となった関羽が、袁紹陣営の顔良の首をとり、これで恩は返したと、当初の約束どおり、劉備のもとへ去っていくエピソードがある。

曹操は、「最初から１日だけの約束だった　来るも明白　去るも明白　まこと天下の義士らしい　いいか決して後を追ってはならんぞ！」と配下の者に命じるのだが、通行証を持たぬ関羽が途中にある曹操陣営の関所を次々に強行突破していくときに吐くせりふが、なんか笑えてしまうのだ。　（^0^）

ワシのゆく手をふさぐ奴は

たとえそれが桜井幸子でも許さん！

高橋由美子でも許さん！

鶴田真由でも……！

ん、鶴田真由なら……

ちょっとだけ許す

でもちょっとだけだぞ！

ちなみに、私の場合、鶴田真由のことは全然印象に残っていない。まあ、そういうものだ……いや、待て！　これも、もの忘れ外来の先生に報告すべき事案なのかな？（^^；

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