ギリシアの有名な哲学者 | DVD放浪記

ギリシアの有名な哲学者

プレイトーとはわしのことかとプラトン言い。

 

ワーナー・ホーム・ビデオのDVDスペシャル・エディションで「理由なき反抗」を久しぶりに観た。

そんな場面があることをすっかり忘れていたのだが、サル・ミネオ演じるジョンが、警察の取調室でニックネームを尋ねられ、“Plato.” (字幕では「プレイトー」)と答える。すかさず、お付きの女性が、“He was a Greek philosopher.” (字幕では「プレイトーは哲学者です」)と付け加える。そう、サル・ミネオはプラトンだったのだ。
 

字幕翻訳者がプラトンを知らなかったとは思わないが、呼び名としての語感を大切にしたということなのだろうか。それでも、やはり英語読みの「プレイトー」ではあまりいただけないような気がする。吹き替えでは、「プラトー」 「ギリシアの偉い哲学者です」となっていて、これは許せる範囲だろう。テレビ放映時の吹き替えはどうだったのだろうか。