どうも。中立右派。弐番です。
新宿のあの焼身自殺未遂事件をキッカケに、なんだか再燃した詩のようです。
ツイッターで瞬く間に拡散。
「心に刺さった!」
「いい詩だ!」
「安倍は日本を戦争出来る国にするつもりだ!」
「戦争反対! 戦争反対!」
これを絶賛するのは、案の定、しみったれたリベルタリア気取りだけでした。
周囲に飛び火する可能性のあった焼身自殺未遂事件を美談に仕立て上げようとする、性根の腐ったサヨクども
だけでした。
この詩、何かがおかしいですね。
そう、感情に訴えるにしても変なのです。
論理的におかしいのです。
満員電車で人を人と思わなくなる
虐待死と自殺の頻発で命を命と思わなくなる
Aの頻度が高いことによって、Aと直接的に関係のあるBの真価を認識出来なくなった
戦争を戦争と思わなくする為に戦争をする
だからAの真価を認識出来なくする為に、Aの頻度を上げる
話がつながってないぞ、これ。
もしそうなら、
満員電車の乗り過ぎで満員電車をそれと認識出来なくなり
虐待死の頻発で虐待死を、
自殺の頻発で自殺を認識出来なくなるようになる。
そうじゃないと、上と下がつながらなくなる。
いきなり前提と対象を覆し始めてきたぞ。
なにが
じゅんび
は
ばっちりだ
だよ。
作者は「人の心」について、書きたかったらしい。
しかし浮き上がってきたのは人の本質だけだったな。
東京新聞は、自社の政治的主張のためにこの詩を用いた。
申し訳ないが、この詩に感動するならあなたの完成はその程度だ。
せいぜい、恋空で泣いてでもいるがいい。
感情に訴えるにしろ、しっかりとした理屈が必要だ。
一流の芸術ほど、理論を知り、その理論の先にいる。
理屈だって同じ事だろうに。