どうも、腸を強くしたいとヨーグルトを食べます。弐番です。

格闘技のカテゴリーにいるのに、格闘技の話をしていないというパラドックスに気づきました。

しかし、他のカテゴリーの方々のブログを観ると、これはこれは。

なかなか、血気盛んなブログの多いこと多いこと。

弐番は社会を切り込みながらも、格闘技に対して冷静に語る事にします。



こと、格闘技に関しては非常に「紛い物」が多いのが事実です。

それは道場主の技量うんぬんではなく、技術体系的に「どう見ても可笑しいだろ」

と呼ばれるものが「神秘」なんかを歌っちゃったりして。

ウチの近くにもありました、法王だか鳳凰だか龍王院だかのインチキ道場(笑)が。

どうやら、今では天理教の道場にとってかわられたようで。

なーむー。


さて、話を戻しましょう。

神秘、魔法と呼ばれているものでも実は再現可能なものがあります。

よく詐欺師ペテン師のたぐいが使う「気で投げる」なんていうのは、まあ、真っ赤な嘘でしょうね。

そうであるものと、そうでないものとの違いは何か。

単純です。科学的に解明出来るかどうか、ということです。

「科学で解明出来ない事もある!」と教えてくれるありがたい人もいますが、武術を名乗る以上は後世の人による「再現性」がないと駄目です。



というわけで、4年程前に中国憲法である形意拳の使い手に出会う機会がありました。

どうやら高名な武術家のお弟子さんらしく、なかなかの技量をお持ちでした。

表演は観ていませんが、歩き方から相当であると判断しました。

色々と教えてもらいましたが、タイトルにある「暗勁」を打ち込んでもらった時が一番目ん玉飛び出ました。

暗勁というものは、手が密着した状態から気を発して相手に打撃を与えるという技です。

と書くと嘘くさいですが、実は食らった僕も崩れ落ちるような衝撃を覚えました。

おそらく、「合気」の一種ではないかと僕は踏んでいます。

人の防御飯能は不随意なもので、押されたら押し返すという反応は筋肉によって無意識に行われます。

だから、指先で筋肉を押しますとその押した分だけ反応が返ってきます。

そこで指の力を抜くと、筋肉は防御反応の場所を無くして、まあ、一瞬だけ無防備状態に陥るんですね。

そこを、たたく、と。

指の力も抜く時は、あからさま過ぎるとバレるので、ほんの少しだけでしょう。

叩く場所も、胸骨部分などとってもえぐい場所を打ってきます。

恐らく、そーとーの修行を積まないと習得出来ない技でしょうね。

いやあ、いい体験をしました。