どうも。弐番です。


地震の影響により、祝賀会がなくなってしまった。

グループ企業全面停止のお知らせ。

最後に祝賀会で華々しくバイバイする予定が、少し拍子抜け。

昨日は「なくなったよ」という電話をかけるだけの日だった。

虚脱感に襲われた。


4年間バイトしてた所がそんなんかい・・・みたいな感じでモヤ~っとしてた。

私服出勤だったので、エクスペンダブルズのTシャツ、グラサン、革ジャンとバイカーファッションで決めた僕。

しかし、出勤時に見る影もないくらい僕はしぼんでいたのだった。

ショボくれながら家路に着く。


最寄駅から歩いて帰る途中。

子供たちが道で騒いでいた。

小学校低学年くらいだろうか。

「あたんねえなあ!」

「もっと小さい石にしようぜ!」

見るとどうだ。

野良猫に向かって石を投げつけてるじゃないか。

流石に僕も頭にきた。

しかし、いきなり怒鳴ったりはしない。

近づき、静かに言う。

「君たち、生き物に石を投げちゃだめだ」

子供という生き物は自分の行動を他人に否定されると、

「あいつはおかしいから」

「変態だ!」

とすぐ罵る癖がある。

挙句の果てには親が飛んでくる。

「うちの子になんてことを!」

と言いだす。

「野良猫になんてことを!」

と言い返せば良い話だ。


今回は流石に僕が怖かったのか、有無も言わさず飛んで行った。

ちらちらこちらを確認しながら大通りへと消えて行った。

勿論、「ごめんなさい」なんて言われてない。

ごめんなさい、と、ありがとうを親から教育されていないようだ。

教育が第一だな。

ありがとう、が言えないと左翼になるんだよ?

と教えながら教育すればいい。

すると泣きながらありがとうを言うようになるからだ。

と、妄想してみる余震止まぬ日曜朝。