どうも。ゲッゲッダウン。弐番です。
最近、毎日ジョグしてます。
今日は軽めに3kmくらいにしておこうと思って弟と共に行ってきた。
神宮外苑。
一周が1.325kmで信号もアップダウンもないのでペースを乱さずに走るのにちょうどいい。
そんな矢先。
飲んでいた空き缶をポイっと捨てる中年男性が……
頭にきた。
しかし、ここは持ち前のユーモアセンスで乗り切るべきだ!
そう考えた僕は缶を拾い、おっさんの肩を叩いた。
トントン
弐番「落としましたよ(笑)」
おっさん、缶を受け取るとそのまままた投げ捨てる。
頭にきた。
なによりも人の優しい心遣いを無視しくさって。
電車の中に新聞を放置するのは、良くない。
しかし、俺みたいに読む人が居るかもしれない。
俺が読み、責任を持って捨てる。おー、エコロジー。
しかーし、捨てられた缶はまるで何のエコにもならん。
頭に来たのだった。
弐度目のトントン
弐番「落としましたよ……」
満面の笑みを浮かべたつもりだったが、頬がひくついていた。
おっさん「なんだよ」
この椿井弐番さんの貴重な時間を消費させておいて「なんだ」とは恐れ多い言葉である。
(僕が毒島獣太ならきっとこう思っているだろう)
こういうおっさんはきっと短小で包茎である。
女にもてず、きっと家で悲しくマスを掻いているに違いない。
そんな下劣な生き物がこの椿井弐番さんの注意を聞かないなどとは不敬千万である。
余りにも頭にきた僕はおっさんに近寄って怒鳴った。
弐番「落としたっつってんだろうが!」
おっさんが不敵な笑みを浮かべて言った。
おっさん「殴れよ。警察に言うからよ!」
素晴らしい頭脳の持ち主である。
路上に空き缶を投げ捨てるクセに警察のお力を借りようと言うのか。
警察になんて言うのだろう。「ポイ捨てしたら殴られました」と言うのだろうか。
危篤である。このおっさんは末期である。
殴れよ。と言われて殴っても面白くないものである。
しかも、昼間である。大通りだし、見通しが良すぎる。
夜なら存分にでもぶん殴ってたろう。「殴れよ」 そうさせて頂きたいところだ。
とりあえず、何か言っておこうと思って思いついた。
弐番「おめーが殴れよ」
これくらいしか言う事がなかった。というか、なんだか言うのも下らなくなってきた。
おっさん、そんな僕を見て鼻で笑ったのである。
鼻で笑われるべきはお前である。しかし、ここで手を出すほど僕は愚かではない。
ここはじっと我慢である。手を出したら負けである。
おっさん「捨てておいてやるからよ」
弐番「捨てますだろ、ボゲ!」
そのまま、交差点の方に歩いていたおっさん。
信号で立ち止まっていたので、とりあえず中指を立てておいた。
信号では多くの野球少年が青信号を待ちわびていた。
ピン、と来た。これを利用しない手はない。
弐番「おっさーん、もうポイ捨てすんなよ!」
野球少年たちがいっせいにオッサンを見たのである。
そうだ、少年たち。
そのおっさんはポイ捨てをしてはいけない、というルールも守れないしょーもねー存在である。
そういう大人になってはいけない。
大人とはすべからくカッコイイ存在である。
くれぐれも、そういう大人になるべからず。
かくして僕は今日も良い事をしたのである。
とりあえず、直情的過ぎた点を反省したい。
そして、ローキックの一発でも見舞っておけばよかったと後悔している。
もろに入れば素人なら3日は歩行不能になるローキックでもお見舞いしておけばよかった。
というか、素直にメガネをたたき割っておけばよかった。
しかし、手を出さなかったのは正解なのかもしれない。
挑発に乗ったら負けである。
今日も僕は学んだのであった。
最近、毎日ジョグしてます。
今日は軽めに3kmくらいにしておこうと思って弟と共に行ってきた。
神宮外苑。
一周が1.325kmで信号もアップダウンもないのでペースを乱さずに走るのにちょうどいい。
そんな矢先。
飲んでいた空き缶をポイっと捨てる中年男性が……
頭にきた。
しかし、ここは持ち前のユーモアセンスで乗り切るべきだ!
そう考えた僕は缶を拾い、おっさんの肩を叩いた。
トントン
弐番「落としましたよ(笑)」
おっさん、缶を受け取るとそのまままた投げ捨てる。
頭にきた。
なによりも人の優しい心遣いを無視しくさって。
電車の中に新聞を放置するのは、良くない。
しかし、俺みたいに読む人が居るかもしれない。
俺が読み、責任を持って捨てる。おー、エコロジー。
しかーし、捨てられた缶はまるで何のエコにもならん。
頭に来たのだった。
弐度目のトントン
弐番「落としましたよ……」
満面の笑みを浮かべたつもりだったが、頬がひくついていた。
おっさん「なんだよ」
この椿井弐番さんの貴重な時間を消費させておいて「なんだ」とは恐れ多い言葉である。
(僕が毒島獣太ならきっとこう思っているだろう)
こういうおっさんはきっと短小で包茎である。
女にもてず、きっと家で悲しくマスを掻いているに違いない。
そんな下劣な生き物がこの椿井弐番さんの注意を聞かないなどとは不敬千万である。
余りにも頭にきた僕はおっさんに近寄って怒鳴った。
弐番「落としたっつってんだろうが!」
おっさんが不敵な笑みを浮かべて言った。
おっさん「殴れよ。警察に言うからよ!」
素晴らしい頭脳の持ち主である。
路上に空き缶を投げ捨てるクセに警察のお力を借りようと言うのか。
警察になんて言うのだろう。「ポイ捨てしたら殴られました」と言うのだろうか。
危篤である。このおっさんは末期である。
殴れよ。と言われて殴っても面白くないものである。
しかも、昼間である。大通りだし、見通しが良すぎる。
夜なら存分にでもぶん殴ってたろう。「殴れよ」 そうさせて頂きたいところだ。
とりあえず、何か言っておこうと思って思いついた。
弐番「おめーが殴れよ」
これくらいしか言う事がなかった。というか、なんだか言うのも下らなくなってきた。
おっさん、そんな僕を見て鼻で笑ったのである。
鼻で笑われるべきはお前である。しかし、ここで手を出すほど僕は愚かではない。
ここはじっと我慢である。手を出したら負けである。
おっさん「捨てておいてやるからよ」
弐番「捨てますだろ、ボゲ!」
そのまま、交差点の方に歩いていたおっさん。
信号で立ち止まっていたので、とりあえず中指を立てておいた。
信号では多くの野球少年が青信号を待ちわびていた。
ピン、と来た。これを利用しない手はない。
弐番「おっさーん、もうポイ捨てすんなよ!」
野球少年たちがいっせいにオッサンを見たのである。
そうだ、少年たち。
そのおっさんはポイ捨てをしてはいけない、というルールも守れないしょーもねー存在である。
そういう大人になってはいけない。
大人とはすべからくカッコイイ存在である。
くれぐれも、そういう大人になるべからず。
かくして僕は今日も良い事をしたのである。
とりあえず、直情的過ぎた点を反省したい。
そして、ローキックの一発でも見舞っておけばよかったと後悔している。
もろに入れば素人なら3日は歩行不能になるローキックでもお見舞いしておけばよかった。
というか、素直にメガネをたたき割っておけばよかった。
しかし、手を出さなかったのは正解なのかもしれない。
挑発に乗ったら負けである。
今日も僕は学んだのであった。