どうも。ドラム缶。弐番です。


「96時間」
主演、リーアム・ニーソン。
監督、リュック・ベッソン。


渋谷で観てきました。さらわれた娘を取り返しに、父親が奔走するという小学生でもわかるストーリー。

普通なら身の代金の受け渡しとかでハラハラするんだけど、主人公は最初から相手を殺す気満々。何故なら彼は元CIA、闇世界を知り尽くしているのだから。因みに、原題は「TAKEN」つまりは連れ去られたという意味。

「主人公補正」という言葉がある。何の能力も無いのだが主人公であるが故に強い、そういう不条理を「主人公補正」と呼んでいる。しかし、この主人公は補正が全くかかっていない。それもそのはず。

元から強い

申し分なく、強い。流石はスペシャリスト。敵に「娘を返さないなら、殺す」と宣言しただけはある。

リュック・ベッソンらしく、アクションが至って地味。それでも、面白いと感じてしまう。きっと、ニーソンとベッソンの二人が上手いからだろう。

痛快アクションが好きな人にはオススメ。かなり素晴らしい映画だ。