どうも。珍しく。弐番です。
人の幸せのために、宗教が存在する。
しかし、宗教の為に人は多くの血を流した。
宗教の為に、利用された人間たちがいた。
その矛盾をどう説明する?
人の幸せのための宗教が、人を不幸せにしている。
僕は無力だ。
そんな不幸な人を救うことすらできない。
僕は無力だ。
銃口から放たれる銃弾を避けることすらできない。
なんと、僕は無力な存在か。
しかし、僕は許さない。
人を不幸に陥れる人間を。
僕は手の届く範囲の人しか守れない。
でも、それでも僕はせめてでもそんな人たちを守りたい。
だから、僕は拳を固める。
僕ら武術家は、牙無き人達の牙になる。
そのために、生まれてきたのだろう。