どうも。優しい戦士の武器の名前さ。弐番です。


弐番、まあ僕の事なんですが、僕はヤバいらしいです。
数ヵ月前の話。某師範に呼ばれて十人組手の相手をしました。

事前に「剛柔流を10年くらいやってる奴です」という情報が流れていたらしく、皆さん楽しみにされていたそうで。

因みに、十人組手の相手は茶帯の人。
僕は五番目。
まあ、「よしなに」的な空気が流れていまして、僕も「よしなに」やろうとしたら、ウチの監督が一言。
「弐番、黒帯なんだから、黒帯の組手をみせてやれよ」



考えました。
死ぬ気で考えましたさ。
して、開眼です。


始まりました、十人組手!
僕は五番目!

相手は、ガッツリ剛柔会スタイルの構え方。
猫足。

対する僕は

ボクシングスタイル

です。

相手の死角に回って、ジャブ。
ジャブ。
ジャブ。
ジャブ。
五発くらい当てたところで、相手が鼻血を出し始め、それでもジャブ。
ジャブ。
避けて避けてジャブ。

期待していた男、フタを開けてみたらかなりの異端。


聞いた話では、某師範は僕の事を「アイツはヤバい」と言っていたそうです。

ははあ。

こうして噂が広がって行くのですね。
納得です。