どうも。ところでこれを見てくれ。弐番です。



親友がいる…は75パーセント!現代日本人は親友に恵まれている?


人間関係が希薄であると嘆かれて久しい昨今。


こんなに親友がいるのなら、日本もまだまだ安全じゃね?と思ってしまいます。希望的観測。


まあ、きっと日本人は誰かしらマイノリティな一面を持つから、同種を見るとシンパシーを感じてしまうのでしょう。


しかーし、我々武術家はかなり友人の多い部類であります。


共に切磋琢磨した間柄はもちろんのことながら、道場で殴り合うだけで僕らの友情は深まります。


それは、そこに「絶対に倒す」という思想が入り込むからです。


つまり、対峙しているときは相手の事を本気で考えるということなのでしょう。


普段、どう頑張っても接点のないような人々と会える。


19歳の大学生が、42歳の証券マンを殴っている。


こんな光景、滅多に見えるものではありません。


ですが、それが成立しちゃうから武術は面白いんですよねー。



昨年の練馬大会の際、武徳会のKさんと凄まじい泥試合に発展しました。


10対6点です。


もうお互いフラフラのボッコボコですよ。


それでも、それでもお互いに全力を尽くしあった結果です。


終わった後の会話を見て、先輩方は


「まるで十数年来の友人が話し合っているようだ」と称しました。


そうなのかもしれません。


僕らは会話をする代わりに、殴り合うのかもしれません。


一撃をもって、問き、


一撃をもって、返答す。


そういう世界に生まれ落ちたんだと思います。


そういう人種でよかったと思います。



ともとは「強敵」と書くのです。