どうも。狭い世界で君しか居ない。弐番です。
さて、この間おきた茨城県での八人殺傷事件。
犯人が刀で敵を切りつけるゲームを所持していたという事実が発覚していた時には、
「ゲームのせいだ!」
という結論にマスコミが導こうと躍起になっていたものの、
その日のうちに
父親に職につけと言われてキレた
というのが動機と判明したワケです。
今回ばかりは、「ゲーム脳」の生みの親である日本大学文理学部教授、森昭雄は登場しませんでしたね。
マスコミがゲームの影響という結論に導こうとしたことについて僕は、
報道の公平さに欠ける
と思っています。
結論が出ていないのに、あたかもソレが結論であるように報道するのはフェアじゃありません。
明言は避けていたとしても、それを大々的に報道し、視聴者に誤解を招くようにしているのもフェアじゃありません。
じゃあなんで、マスコミはゲームを批判し続けるのか。
それは
理解できないから
そして
怖いものを作り出して数字を稼ごうという魂胆
ではないかと踏んでいます。
自分達の水準で物事をはかり、それに当てはまらないものを「悪」とし続けるこの状況。
秋葉原の連中を「時代の先端」のようにあおりながらも、こんな時だけ「犯罪者予備軍」とし続ける状況。
主体性がない上に、みっともない。
お前らはティターンズか。
そして、ゲームの影響による犯行、という事実になれば
「ゲーム感覚で人を殺す奴ってどんなん?」
という視聴者の興味が湧き、それを特集することで数字がとれる。
つまり、頑張ってドラマを生み出そうとしているワケです。
早い話が現代の魔女狩りです。
ゲームの影響と、飲酒運転のどちらが率が高い?
暴力性の高いゲームを規制したら、逆に欲望が抑えきれないと何故考えない?
大体、犯人も24歳とある程度のアイデンティティが確立されているのに...
というわけで、情報を鵜呑みにしているから、それで消化不良を起こすんですよ。
あるある事件とか思い出しなさい。
与えられた情報は咀嚼して飲み込みましょう。