俺の家は、一応都内にあるのだが、

なんつーか、生物の種類が3つに分けられる訳よ。

1.猫

2.ちびっこバレエダンサー

3.住人


これね。大まかに言うとこれ。

けど、最近、一種類追加されたんだよね。

4.猫執着野郎

猫執着野郎。多分頭の中は「猫で一杯だろう」と予測される奴。
おまけに2種類に分けられる。

2-1 猫に餌やるババア

2-2 猫捕まえてるババア


両方相対してるけど、猫執着には変わらない。詳しく説明しないと混乱するから説明する。

猫に餌やるババア
どこからともなくやって来て、猫に餌やって、片付けないで帰る。出没すると猫がたくさん寄ってくる。ムカツク。来世はきっと猫。

猫を捕まえてるババア
どこからともなくやって来て、猫を捕まえて帰る。独り言が多い。愚痴っぽい。馬鹿。ムカツク。来世は絶対に猫じゃない。

相対してるね。

餌やるほうには興味がないので、捕まえるほうに話し掛けてみた。

俺「すいません。なんで猫捕まえてるんですか?」
婆「避妊手術して離すの。この方は誰もしないじゃない。」
俺「ええ。そこまで暇じゃないすから。」
婆「もう、本当。何であたしがやらなきゃいけないの?」
俺「はあ?」
婆「もう本当、寄付が欲しいくらい。」
俺「それは無理。


そうそう、そのババアは真昼間に仕掛けたトラップの周りをうろうろするという結構なオツムの持ち主だと判明した。

で、猫に餌やるのはあだ名がネコババアで良いとして、猫を捕まえるほうのあだ名はどうしようかと近所の子供と一緒に考えた。

1.トラップババア

2.トラップクソババア

3.俺は一枚カードを伏せてターンエンドババア。


3に決定した。無論だ。分かりやすいし。1とか2とかじゃすぐにばれちまってつまんねえ。て皆で喜んでたら俺は気付いた。

速攻魔法だったらどうすんだ?

全く考えてなかった。これは早急に手を打たねば!と、いう訳であだ名は

CRAYMOREさん

に変更した。これなら間違いないだろう!





って変更したら来なくなった。



くそう!また来ねえかな...