プリズンブレイク -16ページ目

プリズンブレイク

甲斐が奴隷生活からの大脱出をリアルタイムでアップします。更に甲斐のマニアックな日常も公開します!


あの頃の自分へ(最初から)

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遂に、本番の私立入試を迎えました。

オレの本命は、日本大学の文理学部でした。



勝野さんが、オレの実力から、滑り止めの大学を3つ選んでくれました。


関東学園大
流通経済大
金沢経済大

です。


関東学園大は、群馬の大学ですが、試験はS予備校で受けることができました。


これは、宿泊の必要が無い為、助かります。


しかも、慣れ親しんだ場所で受けられる精神的な余裕もあります。




関東学園大の過去問を試験前に解くと、英語長文が出ていました。

なので、直前まで、英語長文を解いて頭の中をバッチリ、英語長文対応にしました。


が!



なんと、この年に限って、英語長文は、出題されず、英語文法が中心の出題でした。


いわゆる、予定変更パニックを起こし、かなり動揺しました。


しかし、毎朝、英語構文のテストに出ていたし、本来は、英語長文より英語文法の方が得意です。


必死て解いていると、


(アレ⁈この構文見覚えある!・・・なんだっけ?)


という問題がありました。


普段は、解ける簡単な英語文法です。


家に帰り、その構文を桐原の英頻で確認すると、オレは試験で、見事に間違った解答をしていました。


(しまった…。オレとしたことが。)


簡単な英語構文を、間違えてしまいました。


なんか、ものすごくイヤな予感がしました。



数日後、家に届いた通知を見ると、オレの番号はありませんでした。


一般入試は、全部で10校近く受けたと思います。


年末の推薦入試が、全滅し、家の中も一般入試を前に重苦しい空気が流れていました。


オレは、母親に弱音ばかり吐いていました。

なんで、こんなにがんばってきたオレが大学に受からず、テキトーな奴が大学に受かるんだ!


なんで、オレは成績が上がらないんだ!


こんなにがんばってきたのに!


オレは、この苦しさを受け入れることができませんでした。


この家から出たいという思いがオレにはあるのだけれど、親は、サポートしてくれました。

ある日、オレは、いつもの様に母親に弱音を吐いていました。

受験直前の冬季講習と受験本番で、かなりの大金が飛んでいくことが、申し訳なく思っていました。

すると、母親が、

「バカだアホだの言っているのが、一番いいんだよ。子供いないと淋しいと思うよ。自分の分身だから。」

と、言ってくれました。


一般入試の予定に、静岡産業大を入れたのは、この時の母親との会話が大きいです。



ちょうど、静岡産業大の受験日に、他の大学の受験が無かったことと、推薦入試を受けていた為、入試の願書も手元にあったのです。



あれほど、家を出たいと思っていたのに、家から大学に通うのもいいかな…。



と、少し思う様になっていました。



つづく



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