昨年の二月に出所してから一年以上になりました。仕事も相変わらず、就労支援で内定した会社で働いていて、建築現場の足場を組む仕事をしています。
私の場合、身元引受人がいたので、それだけで仮釈放の条件は揃っていました。
その他にも、出所後の働き場所があるかどうかも見られていたようで、当時早く出所したいと言う気持ちから、入所中に仕事を見つけることも一つの目標になっていました。
実は私を逮捕した刑事さんとは、取り調べ中、世間話で一日が終わる日もあるくらい、色々な話をしました。
刑事さんの過去は鳶をしていた。という話から、同じ趣味の話をしたりと、なんだかある意味でもかなり印象に残っていました。
そのまま拘置所や刑務所に移送されたあとでも、知り合う人たちは、何故だか元建築現場経験者が多かったです。
それがなんでだか、引き寄せられるように、今それをやっています。
最初は、全く興味がなかったし、正直心の中では「合わなければすぐに辞めれば良い」なんて気持ちもありました。
とは言えど私も今年で34歳。20代の頃は何も残せなくて、大きな大きな後悔しかありませんでした。
何度も何度も死にたいと思っては何もできず、まともに生きることも死ぬこともできませんでした。
どうせ私にはできない、人間関係から逃げるから、また次も逃げたくなる。逃げるが勝ち。
でも勝ちもしないし負けもない。母親も、心配しているし、合わないなら逃げれば良い、母親はそれで良いと言っているから…
でもこんな人生良くはないなと、何度も思いました。
今でも、こんな会社辞めたいと思いながら、朝早く起きて身支度してる間に、また一日が終わっています。
こうやって人間歳を取るのかなと、ふとした時にいつも思っています。
何をやってもどうせだめなら、このまま続けるしかありません。