桜を・・・桜の石を作らなきゃと思っていたんです・・・。

4月の最初の頃にと思っていたのですが、
今年、東京の桜は開花が早く、先週末には散ってしまいましたね。
 

今年の桜を思い出しながら、この歌の登場です。

面影に 花の姿を先立てて 幾重超え来ぬ 峰の白雲  
                          ~藤原俊成~

山の峰々にかかる白い雲を、桜と見間違えて、
はるばると遠いところから来てしまったよ。

日本人と桜。
桜を待ち、桜を愛で、そして散る姿をいとおしみ、
散ってなおその姿を心に抱いて、次の春にも花咲く事を思う。
日本人の心から桜の姿がなくなる事はないでしょう。

この歌の中でも、白い雲を桜と見間違って、
はるか遠くから足を運んできてしまったとあるように
桜が表しているものは、夢であり、希望であり、幸せへの憧れ。
カール・プッセの詩、「山のあなたの空遠く 幸い住むと人のいう」にも通じますね。

桜を石で表すなら、やはりローズクオーツでしょうか。


 

淡いピンクのこの石は、桜の優しいエッセンスが詰まったような色です。

恋に効くとして女性に人気の石ですが、私には恋を獲得する石というより、
「今あるそのまま」を愛する波動をもった石のように思えます。

女性性を高めるというこの石は、何かを得るために突き進む力ではなく、
受け入れる力を表すように見えるのです。

ステキな恋人をGETする!という願いがかなえばもちろん素晴らしいですが、
相手の良いところ、そして自分の良いところもを素直に認める、
受け入れる強さ、それがこの石が表す女性性なのではないでしょうか。

1度きりではない、何度でも「春」を待てる逞しさと力強さ。
「女性性」とはそういうものかもしれません。

石組み:受容という強さ

ローズクオーツ      受けとめる柔らかな力
プレナイト          無理のない安らぎ
ブルームーンストーン  春霞の神秘
水晶             清浄な光

淡い裳裾を翻して桜が去ったあとには
みずみずしい若葉の季節の到来です。