何十年振りだろう

20代の頃この近辺で働いてた時、

同僚に教えてもらったお店。

 

今日は午後から友達のお家に 

行く前に用事を一件

済ませた場所が

丁度このお店の近くで

手土産を買おうと立ち寄った。

 

当時と変わらない佇まい。

 

ただ店主があまりにも若いので

当時の店主さんの息子さんですか?

と話しかけるとその方は叔父様で

ご自身は養子に入ったとのこと。

 

こうやって大切に

伝統が受け継がれるって

このお菓子を開発し

作り上げた人の想いも

それを受け継ぎ続けた

人達の想いも

この小さい完成されたひとつに

集約されてると思うと

パクっと一口で食べるのが

なんだかもったいないような 

申し訳ないような気持ちになる。

 

どんなものでも

それを完成させた人の想いまでも

考えて受け取った事など

今までなかったけど

なんだか今日はとても

その想いみたいなものを感じた。

 

私も今学びの中

今日の一件で

今までとは違う何かを

受け取れそうな気がする。

それは何なのか?

今はまだ全くわからないけど

きっと終わるまでには

わかる気がする。

そうそう

久しぶりに食べた芥子餅は

芥子の香りが口の中に広がり

何とも言えず美味しかった。

やっぱりこっちのお店の

芥子餅が美味しい。